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竹とんぼを自分で作って飛ばしたという経験のある方も多いはず。
NHKのおはよう日本でも竹とんぼ作りの名人の話題が
放映されていた。
竹とんぼがなんと100m以上飛んだ。
名人によると、どういう風にどういう角度で飛ばすかが重要だそうだ。
その構造は、軸はカーボンで羽根の両端には
比重の大きい金を装着しているらしい。
羽根は0.3mmの厚さでバランスが重要だとのこと。
全体でも重さは4グラムだそうだ。
研究をし続けるとここまで行くというよい例かもしれない。
私は実は竹とんぼには苦い経験がある。
小学生の夏休みに、母親の実家に泊まり掛けで
遊びに行った。
実家には家の敷地に竹林があった。
父親はまめな人で会社の帰りに寄ってくれ
私のために竹林の竹から竹とんぼを作ってくれた。
・・とここまではうれしい記憶である。
名人が「どういう風にどういう角度で飛ばすかが重要だ」
と言われているが、これは飛距離を長くするというだけの
意味ではないのではないかと私は思う。
この言葉は自分の体験から違った意味も含んでいる
と思っている。
実はこの「どういう風にどういう角度で」という所を私は
誤ってしまったのである。
父親に竹とんぼを作ってもらって最初に飛ばしたときに
コツが全く分からなかった。
自我流で飛ばしたため羽根が目の中に入ってしまい
目の玉を切ってしまったのだ。
私は目の中に血がほとばしる様子を見てしまい、
痛くてその場に転げ回った。
母親の実家の近所には眼科が無かったので急遽
自宅に戻ることになった。
楽しかった夏休みが一転した状況だった。
病院では幸いに黒目まで到達していない状態ということで
手術はせずに薬だけの治療で済んだ。
私は目が大きいのでこういう怪我をし易かったのかもしれないが
竹とんぼを飛ばすときには「どういう風にどういう角度で」という所を
まわりの大人の人が教えてあげるのもよいのかもしれない。
竹とんぼの起源
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E3%81%A8%E3%82%93%E3%81%BC
竹とんぼの作り方
http://www.omocha-album.com/okugai/taketonbo/
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