(新製品) GRADO The White Headphone 開放型 ヘッドホン ヘッドフォン

2019年限定生産のリミテッドエディション◎特徴 GRADOThe White Headphone・ホワイトにカラーリングしたメイプル材をアウターエンクロージャーに採用 ・ハウジング背面の通気孔をコンパクトにして、メイプル材の質量をアップ ・メイプル材の音質特性を最大限活かすドライバーチューニングを実施 ・開放型のメリットを引き出すフルサイズのイヤーパッド ・12芯の無酸素銅採用のケーブルによる高純度伝送 ・ハンド・メイド・イン・ブルックリン ・2019年限定生産のリミテッドエディション ■ホワイト・メープル・ハウジングGRADO社として初めてホワイトにカラーリングしたメイプル材をアウターエンクロージャーに採用。 ハウジングの通気孔を従来よりコンパクトにし、メープル材の質量を増やすことで、材の特徴を活かした深淵なフルボディサウンドを実現します。 ■メイプル材の音響特性を引き出すドライバーチューニング搭載の50mm径ドライバーは、エンクロージャーであるメープル材の音響特性を最大限引き出すために、特別なチューニングを施しました。きめ細かな解像度で、聴き疲れを感じさせることなく忠実に音楽を再生する、GRADOのシグネチャーサウンドをお楽しみいただけます。 ■フルサイズのイヤパッドによる高い臨場感開放型のメリットを引き出すフルサイズのイヤーパッドにより、高い装着感と臨場感あふれるサウンドを可能にします。 ■12芯の無酸素銅ケーブル高純度伝送を可能にする、12芯の無酸素銅ケーブルを採用 ■ハンド・メイド・イン・ブルックリンGRADO社は、その高い品質を提供し続けるために、創業以来60年間に渡りハンドメイド生産にこだわっています。 ◎スペック モデル： The White Headphoneドライバー： ダイナミック型周波数特性： 14〜28,000Hz インピーダンス： 32Ω 感度： 98dB at 1mWケーブル長： 約1.7m 重量(ケーブル含む)： 約400g入力端子： 3.5mmステレオミニプラグ＋標準プラグアダプター 一片の陰りもないそのハウジングは、メイプル材のウッドハウジングを白く塗装したものです。塗装をしているとはいえ、その綺麗な白さに、本当に木を使用しているのか？とも思いましたが、その音を聞いたら、そんな不安も軽く吹き飛んでしまいました。解像度はかなり高く、ストリングスのパッセージやピアノのハンマーノイズ等かなり原音に忠実に再現してくれていると感じました。特に高音域は音の伸びが良く、生楽器系の楽器の生々しさがGOODです。開口部がステートメント・シリーズと比較して狭いからなのか、GS1000e等と比較すると音場自体は少しだけ狭く感じはしましたが、それでもオーケストラ等で使用されるホール等を再現しうる空間表現能力は、さすがと言わざるを得ません。ハウジングにはメイプル材を使用しているということで、やや硬く冷たい音をしています。オーケストラ系統の音楽とはもちろん、タイトな低域のおかげでメタルなどのツーバス系統の楽曲との相性も〇だと思います。また、解像度の高さと共について回るのが聴き疲れという課題ですが、the whiteは高音が刺さったりするわけでもなく、30分〜1時間ほどやや大きめの音量で聴いてみましたが、特に聴き疲れをすることはありませんでした。高音の表現や聴き疲れのしにくさなど、随所にウッドハウジングの良い点が見られ、最初の不安はどこへやら。限定モデルということですが、多くの方に一度は聴いていただきたい1台です！【レビュー日：2019/10/11】 これまで60年もの間に数々のウッド素材を使ったヘッドホンを作ってきたGRADOから、初めての挑戦となる彩色をし、かつ新デザインとなるヘッドホンが登場です。メイプル素材をこれまで以上に活かすためにメイプル素材の質量を増やした本モデル。低域はタイトで、高域は詰まり気味に感じるが、それに反して余韻の消失度合いが魅力的で若い女性ボーカルなどに合うなと感じました。低域の量も削られていてこれまで持っていた、GRADOの低域がキツイイメージとは一味違うことが一聴してわかります。音が外側に向かっていく開放的なサウンドというよりは、サウンドステージを形成するのに長けたモニターヘッドホンに似た鳴り方となっていて好きでした。HIFI寄りとなり、分析的に聴くことができるぶんグルービーな音楽や、暖色系の音楽の相性は決して良いとは言えないでしょうが、この子でしか聴けない音になることは間違いないと思います。繊細な音にも追従してくれる解像度と、刺さらない心地よい音色はずっと着けていたくなる心地よさに繋がります。ぜひ一度ご試聴くださいませ【レビュー日：2019/10/15】