GRADO グラド GS3000e ヘッドホン ヘッドフォン の価格比較

Grado社がこれまでに製造した中で最も高級な木製ハウジングヘッドフォン◎特徴■GS3000eステートメントシリーズGrado社がこれまでに製造した中で最も高級な木製ハウジングヘッドフォン。ココボロ材を採用し最もリッチなサウンドを生み出します。GS3000eは、Grado社がこれまでに製造した中でも最高級の木製ハウジングヘッドフォンとなります。大型ハウジングで初めてココボロ材を採用、これまで製品群で最もリッチなサウンドを生み出しています。ココボロ材は中米原産。そこの音楽と同じように、GS3000eの生み出すサウンドは質感と感情に溢れています。ヘリテージシリーズのGH2、フラッグシップのカートリッジEpochにこの木材を採用、そこで発見された木材の特性をステートメントシリーズGS3000eの開発へと落とし込みました。ココボロ材を使用する最初のステートメントシリーズヘッドフォンとして、50mm口径のシグネチャーダイナミックドライバーを採用。より大きなサウンドステージを実現するとともに、このユニークな木材の深くてインパクトのある音楽的キャラクターをも受け入れるように慎重なチューニングが施されています。※天然無垢の木材を削り出したハウジングを使用しています。木目や色彩に個体差がございますので予めご了承くださいませ。こちらのGS3000eには、中米原産のココボロ材が素材として使われています。ココボロ材は、水に沈むほど重い木で、硬く頑丈な木で耐久性も抜群です。手にした時に少し重く感じましたが実際に装着してみると全く重さを感じません。なので長時間の試聴でも苦にならないと思います。さて、肝心な音質についてですが、ココボロ材の硬く重厚感のある感じが音へとそのまま影響したかのようなサウンドです。前作のGS2000eと比べると音場の広さはあまり変化はありませんが音像感がハッキリとなり、音楽に奥行きが出てきてよりリアルな音楽表現へと昇華しました。個人的にはシンバルの音の立体感がお気に入りで、シンバルの硬さや振動が手に取るように分かるほどの表現力です。まるで自分が演奏しているかのような感じです。ギターの迫力やボーカルの伸びも得意で中音域もとても素晴らしいです。低音域の量感はそこまで多くないですが、十分な量と迫力は兼ね備えています。色々と試聴してみましたがEric Claptonのライブ盤との相性が抜群でした！基本的には、どのジャンルでも得意ではありますが、その中でもロックとの相性が◎今までのGRADOらしさも残しつつ、さらなる進化を遂げています！店頭に来られた際はぜひご試聴してみて下さい！！GS2000eと比べると全体的にふわっと軽快な音に感じ、低音が少し大人しく全体的にバランスの良いフラットな音に感じました。高域の生き生きとしたリアルな音と伸びの良い中高域が、様々な楽器の音をよりリアルに臨場感を持って送りだしてくれます。金物の音は分離感が良く激しい曲でもちょっとした力加減まで伝わってき、脳が奮えて喜びました。ピアノの音はとても伸びが良く、そこから沈み込んでいくような余韻がとても心地よいです。ボーカルは息遣いの再現が秀逸でこまやかな、それこそ「生」を感じる音作りになっています。ベースの音は厚みのあるウォーム感のある音で、この音はココボロ材を使用したハウジングのなせる業かと思います。左右バランスもかなり優れており自分の眉間辺りに音の中心がばちーんと来ます。音の定位も素晴らしく楽器の位置や奥行きも手に取るように分かるので、リスニングだけでなくモニターヘッドホンとしてもかなり優秀な子です。今後もっと様々な種類の楽器を聞きこんでいきたいと感じさせてくれるヘッドホンとなっています。