ＴＴＲ（株） イヤホン Ar:tio RK01 の価格比較

低歪の自然な高域を再生する高音質カナル型イヤホン「求めたのは無垢な音のカタチ」 澄み渡るような自然かつピュアな音を目指したカナル型イヤホン 「SkIS」(特許番号 :5696249) と「s.n.a」（特許出願中）という二つの調整機構を搭載し、LR の精緻な調整によって引き出される定位感と、低歪の自然な高域の再生を実現 ボディ、フロントハウジングの筐体素材はチタン合金の削り出しで、チタン素材の無垢な質感を最大限生かすよう考慮されたデザイン Φ3.5mm ステレオミニケーブルに加え、Φ2.5mm 4 極・Φ4.4mm 5 極バランスケーブルの二種が同梱し、計 3 本のケーブルが付属 付属ケースは表現したい色や質感に近づけるべく厳選された本ヌメ革を使用 新開発音響技術 1「SkIS」 SkIS (Six kilohertz lntercept System) SkIS は、ダイヤフラム裏の容積とドライバーフレームの空気穴、ドライバーキャップ部の容積の関係により、6kHz 付近の音の再生を抑える音響構造です。通常、ダイヤフラム裏の空気はダイヤフラムの振動を助けるバネのような動きをしますが、SkIS では 6kHz 付近の音域でダイヤフラム裏の空気の動きを制限します。これにより、他の音域に影響を与えずに 6kHz 付近の音域だけを抑制することができます。（特許番号 : 5696249） 新開発音響技術 2「s.n.a」 s.n.a (Smart Nozzle Adjuster) s.n.a は、調整機構をノズルの中に配置することで、従来はできなかった製造最終段階での微調整を可能にする音響構造です。左右のバラツキを抑え、緻密な音場表現を実現します。（特許番号 : 特許出願中） スペック ドライバーユニット Φ10mm ダイナミック型 音響方式 密閉型 出力音圧レベル 109 dBSPL /mW 周波数特性 20 Hz 〜 20 kHz 最大入力 200 mW インピーダンス 18 Ω 質量 約 13.5 g( ケーブル含まず ) 付属ケーブル 1.2m(Y 型 )MMCX 着脱式φ3.5mm 金メッキステレオミニプラグ (L 型 ) 1.2m(Y 型 )MMCX 着脱式φ2.5mm 金メッキプラグ (L 型 )Balance ケーブル 1.2m(Y 型 )MMCX 着脱式φ4.4mm 金メッキプラグ (L 型 )Balance ケーブル その他付属品 シリコンイヤーチップ SpinFit S・L サイズ (M サイズは本体に付属 )、 本革収納ケース、取扱説明書、 保証書 搭載音響技術 新開発イコライザー「SkIS」 , 新開発調整機構「s.n.a」 CU1の登場でイヤホン界を激震させた新ブランド『Ar:tio』。今回のモデルRK01はチタン合金の削り出しで作られたボディ・ハウジングを採用しており、一聴するとその素材を活かした音だと感じました。硬くしゃっきりとした高域は跳ねるようなイメージで、全体像としては解像度が高くやや煌びやかです。楽曲によって刺さりは感じますが、深い部分の低域の成分が多いものや音数の多いものでは程よいアクセントとなっています。低域はアタック感が強く重みがありスピード感のある楽曲でもしっかりと存在感を放っています。アンバランス時でもLRの分離感が良く、左右のバランスの悪さを感じないのは新開発の音響技術「s.n.a」によるものでしょうか。それ以外にも特許技術の「SkIS」も唯一無二のものでAr:tio独自の良さを作り上げていると感じます。純正で2.5mm/4.4mmどちらのバランスケーブルも付属しているのは嬉しいところで、魅力の一つです。バランス接続時には低域がよりほぐれ、アタック感は弱まるもののずっしりとした重厚感はそのままにより解像感が向上します。プレイヤーや接続の仕方での違いや広い可能性を感じさせてくれる機種です。ぜひ様々な方法でお試しください！（※満足度の評価はバランス接続時のものです。）