ティアック USB DAC ネットワークプレーヤー シルバー NT-505-S の価格比較

DSD22.5MHz、PCM68kHz/32bit対応デュアルモノーラルUSB DAC/ネットワークプレーヤー。■最大DSD22.5MHz、PCM68kHz/32bitに対応旭化成社「VERITA AK4497」を搭載し可聴域を超えた音まで処理するハイレゾ音源を再生できます。■デュアルモノーラル構成のDAC部DACチップだけでなく電源トランスも左右1基ずつ搭載しました。■フルエンシーアルゴリズムを用いたアップコンバート機能PCMデジタル信号を最大384kHz/32bitや最大24.5MHzまでアップコンバートする機能を搭載しました。■入力するファイル形式や音楽のタイプに合わせて最適なフィルターを選択可能5種類のPCMデジタルフィルターに加え、2種類のDSDデジタルフィルターを装備しました。■ハイレゾ相当の高音質なワイヤレス再生が可能なBluetoothレシーバーを搭載LDACコーデックに加えaptX HDにも対応、AACやaptX、SBCといった汎用性の高いコーデックにも対応しています。■内部クロックには高精度水晶発振器を搭載44.1kHz系と48kHz系の2種類の専用クロックを搭載し音質に与えるジッターの影響を大幅に抑えています。■10MHz外部クロックにも対応TEAC製「CG-10M」などの高精度なマスタークロックジェネレーターと同期ができます。■USBメモリーからの再生フロントパネルのUSBポートにUSBメモリーを挿入してDSD5.6MHzやPCM192kHz/24bitまでのハイレゾ音源を再生可能です。■ハイレゾ再生ソフトを無償提供DSD22.5MHz、PCM768kHz/32bit対応ハイレゾ再生ソフト「Teac HR Audio Player」を無償提供。試聴ではいろいろなハイレゾ音源を再生し、その音に魅了された。中低域に厚みをもたせたピラミッド型バランスの音調が大きな魅力で、音の立ち上がりや押し出しにスケール感を感じる。高域も伸びているが過剰な刺激が無く、薄手の高域ではないところがとても良い。11.2MHzDSDをUSBで再生すると、高域がむやみに華やかにならず、トランジェントの良さを感じる。トランペット、サックス、シンバルの響き(倍音)も見事だが、これとは相反する弦楽オーケストラでも、高密度で膨らみのある響きを描写してくれる。簡潔に表現するなら、「わずかに暖色系の音色だが、搭載されている技術が反映され、音像や倍音は高密度。弱音を汚れ無く、美しく再現する。音のレスポンスの速さも俊敏である」という、まさにハイエンドモデルの音である。精密感溢れるコンパクトなデザイン、オーディオマインドが掻き立てられる内部技術、使いやすさ、すべてを満たしてくれた。リーズナブルな価格にも好印象を感じる。きっと多くの方が歓迎するだろうし、熟練愛好家も手元に置きたくなる。私自身も導入予定である。まずは聴きに行ってみることをオススメする。文：角田郁雄※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。 機能項目本体サイズ(H×W×D) mm81.2×290×248.7（突起部含む）本体重量3.9kg周波数特性10Hz〜80000Hz（+1/?3dB、PCM 192kHz入力、RCA出力、DF=off）全高調波歪率0.003％以下（PCM 192kHz入力、RCA出力、DF=off）S/N比110dB以上（PCM 192kHz入力、RCA出力、DF=off）D/AコンバーターDAC機能対応入力端子同軸デジタル×1、光デジタル×1、ヘッドホン×1、XLR3極バランス×1出力端子アナログ×1コントロール系端子USB（リア）×1、USB（フロント）×1、LAN×1消費電力20W、0.4W（スタンバイ時）付属品電源コード×1、RCA-ミニプラグ変換ケーブル×1、リモコン（RC-1330）×1、リモコン用単4形乾電池×2、取扱説明書仕様■本体サイズ： 幅290×高さ81.2×奥行248.7mm（突起部を含む）■本体重量： 3.9kg■電源： AC100V、50/60Hz■消費電力： 20W（スタンバイ時0.4W）■付属品： 電源コード、RCA-ミニプラグ変換ケーブル、リモコン（RC-1330）、リモコン用単四乾電池2本、取扱説明書（保証書付）