ソニー・コンピュータエンタテインメント PS4 Minecraft マインクラフト PlayStation 4 Edition

○『Minecraft』の歴史 　2009年5月10日に、“Notch”ことMarkus Persson氏がPCで開発を始めた『Minecraft』。開発初期のクラシック版が話題となり、開発から約1年後のアルファ版ではシンプルでありながら探索＆モノづくりが楽しめるゲーム性が好評を博し、2010年末にベータ版が出たころには、正式版のリリース（2011年11月18日）を待たずして世界的な人気を獲得していた。 　PC版はクレジットカードを持っていないと購入が難しいなどの事情があり、プレイしたくてもプレイできないという潜在ユーザー層も少なくはなかったが、現在はコンシューマ版の登場により、子どもから大人まで幅広いゲームプレイヤーが『Minecraft』の世界を楽しんでいる。 　本作のゲームプレイは、世界（ワールドデータ）を生成するところから始まる。『Minecraft』の世界はランダム生成となっており、草原や砂漠、山岳地帯や海などいくつもの環境（バイオーム）の組み合わせによって多様な地形が生み出されるのだ。なお、ゲームスタート時に生成される地形はゲームスタート地点（初期リスポーン地点）の周囲のみとなるが、まだ地形が生成されていない場所へと足を進めることで、新たな地形が生み出されていく。 　また、世界のどこかには村や廃鉱、遺跡などといった建造物も存在しており、そこでしか手に入らない貴重なアイテムなども存在！　それらを求めて世界を探索する楽しみも味わえる。さらに、特別なゲートを通じて異世界に行くことも……。 　『Minecraft』の世界は、一辺が1mのブロックの集まりで形成されている。ブロックにはたくさんの種類があり、ブロックを壊すことで木や土といったブロックそのものを手に入れたり、ブロックの中に含まれる鉱石や種などを採取したりできる。こうして手に入れたアイテムは、ブロックとして別の場所に置き直したり、別のアイテムと組み合わせて道具を作ったりと、どう使うかはプレイヤーの自由。 　建造物を作りたいと思うのなら、いろいろなブロックを探して世界を探索し、ブロックを効率よく集めるための道具を作ることになるだろう。暗闇に現れるモンスターとの戦いに明け暮れるのなら、より強く強固な武器や防具を作るため、貴重な鉱石を求めて地下へと潜ることになるだろう。作物や動物を育てて農業を楽しむのであれば、作物が育つ条件や動物に与える餌などをこと細かく学ぶ必要があるだろう。やってみたいと思うことを実現するために、必要となるものを探して作る。それが『Minecraft』の世界の楽しみ方だ。 　PS4版は、シェア機能によって手軽にプレイ体験の共有を行える点が大きな魅力。プレイ動画の生配信の他、撮影したスクリーンショットやビデオクリップのSNSへのアップロードなど、プレイヤーが生み出したマインクラフトの体験をボタン1つで世界に発信することができる。 　もちろん、画面分割による最大4人でのオフラインマルチプレイ、最大8人で遊べるオンラインマルチプレイといった協力プレイも楽しめる。仲間と一緒に大規模建築を行ったり、手強い敵や深い洞窟に挑んだり、ステージを作って鬼ごっこや隠れんぼを楽しんでみたりと、自由な発想でいろいろな遊び方を探してみよう！ PS3®版、PS Vita版からセーブデータを引き継げる！ 　PS Vita版/PS3®版『Minecraft』で作成したセーブデータは、PS4版へ引き継ぐことができる。PS3®版/PS Vita版でやり込んだデータをPS4®に移行して、その続きを楽しもう！世界中で大人気のサンドボックス型ゲーム『Minecraft（マインクラフト）』が、ついにPS4に登場！　“サンドボックス”とは文字通り“砂場”の意味で、本作では箱庭のような1つの世界の中に用意された素材やアイテムを用いて、プレイヤー自身が自由に遊び方を考え、実行し、楽しむことができる。