Barone Ricasoli SpA コッレディラ キャンティ バローネ リカーゾリ 750ｍｌ

イチオシ！イタリア・ワインで、最も名のあるワインの1つ、『キャンティ』。キャンティ・ワインの基礎を築きあげ、その歴史1000年にも及ぶ、老舗中の老舗、『バローネ・リカーゾリ社』を、タカムラ・スタッフが現地訪問してきました。ページの中に、たっぷりの写真と一緒に『訪問記』掲載中！リカーゾリの歴史は、非常に、なが?いのですが、恐縮ながら簡単にお伝えすると… 【リカーゾリの歴史】 1141年、キャンティ・クラッシコ地区（ガイオーレ・イン・キャンティ）の歴史ある『ブローリオ城』へ、リカーゾリ家が移住。イタリア首相も務め、キャンティ・ワインの生みの親！？と言っても過言ではない、先の当主ベッティーノ・リカーゾリ氏によって、キャンティ・ワインが発展します。一時期、産業メーカーに醸造所を手渡した結果、評判を落とされてしまい、名誉回復の為、1990年代に、一念発起。現当主フランチェスコ・リカーゾリ氏の、『苦労なくして得る物なし』をモットーにした、たゆまぬ努力により、今日の再生に成功を収めます。 年間4?5万人もの訪問客を迎える、壮大な佇まいの『ブローリオ城』の周りには、一面ブドウ畑が広がります。総面積1200ha敷地に、ブドウ畑が230haという驚きの広さ！もちろん、その大部分は、キャンティの主ブドウとなる、『サンジョヴェーゼ』が、土壌・角度・標高など条件の一番いい場所に植えられてます。栽培責任者の、マッシミリアーノ・ビアージ氏のお話によりますと、度重なる研究の結果、4つの適した場所を発見し、それぞれに違う風味の『サンジョヴェーゼ』が、作られているそう。リカーゾリには、2種のグラン・セレツィオーネがあるのですが… 【グラン・セレツィオーネとは？】 3つの厳しい条件を満たす『グラン・セレツィオーネ（2013年新制定）』というキュベのキャンティ・クラッシコ（2010年産から対象）《条件1》最低30か月以上熟成《条件2》自社畑ブドウのみを使用《条件3》最低アルコール度数13％以上 今回、タカムラ新登場で、『イ・チ・オ・シ！』のワインが、『コッレディラ』！スタッフが現地で、実際に畑を見ると、ほどよく急な斜面で水はけがよく、石灰質の多い、最良の畑。ちょうど収穫時期だったので、一粒頂くと、凝縮した甘さがあり、種までパリパリと食べられるほど熟して、ブドウの段階から、本当に美味しい！7haの単一畑からできる、サンジョヴェーゼ100％の、エレガントで、しっかりした風味のキャンティ・クラッシコなんです！ミシュラン2ツ星レストランで出された、鳩のロースト、煮詰めた魚介のスープとも『さすがっ！』と言わんばかりに、相性抜群！同行していた横浜の有名イタリアン・シェフも唸るほど！ チェリー、クコの実、イチジク、カカオ分の高いチョコレート、ロースト、ポプリ、若干のドライ・ポルチーニのような香りも。味わいは、伸びやかで艶やかな質感に、細かで豊富な存在感のあるタンニンが感じられ、、数年の瓶熟により深みを増したであろう旨みと香りが、全体に溶け込んだ印象で広がります。キャンティとひとくくりに言えども、多種多様なタイプがありますが、これはしっかりとその味わいを確かめながら楽しみたい、上質なキャンティです。(2017年1月31日試飲)  ■ワイン名（原語）／ Colledila Chianti Classico DOCG Gran Selezione 2011 Barone Ricasoli  ■色／ 赤ワイン  ■味わい／ フルボディ  ■ブドウ品種／ サンジョヴェーゼ100％  ■生産者名／ バローネ・リカーゾリ  ■産地／ イタリア／トスカーナ  ■原産地呼称／ DOCGキャンティ・クラシコ  ■生産年／ 2011  ■内容量／ 750ml