高評価を連発するサルディーニャを代表する生産者生産者名テヌーテ・デットーリワイン名デットーリヴィンテージ2009原産国イタリア地方サルディーニャブドウ品種カンノナウ100%容量750ml種類赤ワイン味わいフルボディ商品説明ワイン・アドヴォケイト96点(2005ヴィンテージ)95点(2004ヴィンテージ)93点(2001ヴィンテージ)ガンベロ・ロッソ…トレ・ビッキエーリ(2004ヴィンテージ)年産:3,500本(デットーリ畑より収穫、樹齢100年以上、収量20hl/ha)醸造:手作業で収穫。除梗後セメントタンクにて約1週間のマセラシオン。同容器内にて熟成24ヶ月以上。無濾過、無清澄、SO2無添加にて瓶詰め。ロマンジャのテロワール、そして樹齢100年以上のものを筆頭とする古樹から生まれる葡萄の旨みを凝縮しボトルに詰め込んだ、生命力溢れる味わいとなっております。※当ワインはSO2含有量が非常に少ない為、二次発酵等の劣化、液漏れのリスクを避ける様、配送はクール便をお勧め致します。また、保管に関しましても、ワインセラー、又は冷暗所での保管をお願い致します。注意在庫数の更新は随時行っておりますがお買い上げいただいた商品が、品切れになってしまうこともございます。その場合、お客様には必ず連絡をいたしますが、万が一入荷予定がない場合は、キャンセルさせていただく場合もございますことをあらかじめご了承ください。TENUTE DETTORI テヌーテ・デットーリ テヌーテ・デットーリは、サルディーニャ州の北、センノリの小さなワイナリー。 19世紀よりワイン造りを続ける歴史ある生産者ですが、当時は生産量重視で地元の協同組合に葡萄を卸すだけの農家でした。 そんなデットーリに転機が訪れたのが2000年、現当主アレッサンドロがワイナリーを継いだ時でした。 「市場に従うのではなく、自分が飲みたくなるような、自分にしか造れない、この土地でしか造れないワインを造りたい」 そう考えた彼は、畑をすべて有機栽培に切り替え、醸造も人的介入を最小限に留める自然醸造へ転換し、自社での瓶詰めを開始しました。 そうして産み出された2000年ヴィンテージは、リリースされるやいなや、ヴェロネッリ誌2003年度版で、その年に試飲された約1万本の中からベスト25に相当するイルソーレを獲得!! またイタリア国内だけでなく、アメリカでもワイン・アドヴォケイトにて93点を獲得し、 ロバート・パーカーより「驚異的な豊かさ、まるでシャトーヌフ・デュ・パプのようだ!」 と絶賛され、瞬く間に世界中にその名を轟かせました。 その後もワイン・アドヴォケイトでは、2006ヴィンテージの96点を始め、90点台を連発。 イタリア国内誌でもトレビッキエーリ、トレステッレなど、幾度も最高評価を獲得し続けております。 デットーリの畑は、センノリの海沿いに約20haを所有します。 標高は100m-200m。石灰質を中心とした土壌にアルベレッロで仕立てております。 また、ミストラルと呼ばれる海風が畑を健康に保ちます。 一番若い葡萄でも樹齢は40年以上となり、古いものでは100年を超えるものもあります。 この、祖先から受け継いだ大事な葡萄畑を守るため、アレッサンドロは自身の信じるビオディナミの道を貫き栽培を行なっております。 彼の妥協のない葡萄作りの哲学がわかるエピソードがあります。 「2008年は畑にうどんこ病が広がり、どんどん葡萄がダメになっていきました。身を裂かれる思いでしたが、その光景を見ても、私は化学薬品を使う選択はしませんでした。畑に毒(化学物)を撒き、我々の土地を汚すくらいなら、その年の葡萄を全てダメにしてしまった方が、まだましだと考えたのです。」 結果、2008年ヴィンテージで瓶詰めできたのはたったの2000本。 通常の生産量の1/20でした。 また、デットーリではすべてのキュヴェを単一畑から、単一品種のみで生み出し、自身の畑のテロワールを、ありのまま表現する事を信条とします。 トゥーデリ、テノレス、デットーリの3つのカンノナウはすべて同じ醸造工程を取り、テロワールの違いを明確に表しております。 「私はサルディーニャ全域で表記できるDOC カンノナウ・ディ・サルディーニャという名称を使用しません。私の3つのカンノナウの畑ですら全くテロワールが異なるのに、数百キロも離れた土地のカンノナウが同じ味わいのはずがないでしょう?もともとは崇高な理由で導入されたDOCの格付けですが、現在はそこそこのワインを売るためだけの手段となってしまったので、我々の信頼とワインの評判を守るため、DOCよりも地域の限定されたIGTロマンジャとしてリリースしています。」 「私の行動のすべての根源は、私のワインにこの土地のテロワールを余すところ無く反映したいということです。デットーリのワインはビジネスやマーケティングの奴隷ではなく、この土地の伝統、テロワールを最大限に表現する、自由なワインです。」 と語ります。 【醸造特記事項】 醸造では、人的介入を極力排除するため、非常にシンプルです。 グラヴィティ・フローで設計されたセラー内で、発酵から熟成まですべてセメントタンクにて行います。 熟成後はすべてのキュヴェにおいて、無濾過、無清澄、SO2無添加にて瓶詰めします。 各ガイドブック掲載文一覧 ヴェロネッリ2012デットーリは自身を小さな職人と呼ぶ。 単一畑からワインを造り、機械や農薬が発明される以前の伝統的な栽培に誇りを持っています。 エスプレッソ2012 アレッサンドロは、テロワールに対して正直なワイン造りの哲学を持ち、 妥協のない醸造方法を選び、ピュアでクオリティの高いワインを生み出します。 ドゥエミラヴィーニ20122008年のうどんこ病の件(前記参照)からも、デットーリのワインがどれだけの重みを持つかよくわかります。 市場に合わせたワインではなく、テロワールを表す自由に造られたワインです。 スローワイン2012ワインラバーは一度でいいのでデットーリを訪問すべき。 サルディーニャのワイン造りの未来はここにあります。 ワイン・アドヴォケイト#189 デットーリはサルディーニャで最も個性的なワインの一つ。樹齢の高い畑と、ビオディナミと人的介入を控えた醸造がデットーリの哲学である。徹底的に自然に造っており、無濾過、無清澄。 SO2の含有量も非常に少ないのでとても繊細だが、完璧な状態だと素晴らしい深遠さを発揮する。サルディーニャのレベルの高さを知りたいならデットーリのワインを飲むべき。
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