かも川手延素麺（株） MG-30 極寒天日干し手延べ素麺 50g 19束 かも川手延べ麺

原料にこだわり、国内産小麦を100％使用しております。 麺職人藤原貢氏の技を引き立てるには、最高の素材が必要です。 職人がこだわりのなかで捜し求めた「国内産小麦」は品質、安全性とも折り紙つきです。延ばすほどにコシが出る手延麺に最適な小麦と言えるでしょう。 瀬戸内海（岡山玉島）の海水を使用して日本伝統の製法に基づき作った“にがり塩“です。分子レベルでの濾過を行うことにより、異物はもちろん有害物質混入のリスクのない安心な塩です。 そして、備前岡山のほん塩にあわせるのは、一級河川高梁川を源流にした水です。麺作りに情熱を傾ける職人のこだわりを引き立てる良質のほん塩、うまい水、国内産小麦。 穀類を粉にして加工するという技術は、粒食を主とするわが国には、なかったものです。 粉に水を加えて延ばすという技術は奈良時代に中国から伝わったものに始まります。 今の麺に更に近づき手延べの原形となったのはその後、鎌倉時代に伝えられた索麺（そうめん）なのです。これは小麦粉だけを用いて作るもので、まさしく今の手延べ麺と同じものでした。 小麦粉に塩水を加えて麺生地を造る「捏ね」作業が手延べ麺つくりの始まりです。そして、生地に粘りけを持たせるためにグルテンを形成させる「足ふみ」作業。麺状のもとをつくる「のし」作業、「板切り」作業と続き最後の「乾燥」「切断」「結束」までの1日半の作業の中で16もの行程をふみます。 そんな、時代遅れとも言われる時間と手間をかも手の麺は省きません。手延べの麺は一本一本、人と麺との調和によって生まれる逸品です。 手延べ麺に機械麺や手打ち麺とは違った独特の食感があるのも、延ばしと熟成を繰り返し行うことによって生まれた、「ねばり」によるものです。このような手間隙のかかる行程を経て、手延べうどんで数千倍、手延べそうめんでは数万倍に生地が引き延ばされて麺が作られます。 江戸時代には、専門に麺を扱う業者が現れ、素麺を一年二年と専用の蔵で囲って梅雨をこし、ひね物として出荷するようになりました。