濱田酒造（株） 伝 芋 25度 1800ml 濱田屋伝兵衛

黄麹仕込みの限定酒・・・ 「黄麹仕込み」 明治時代までは、焼酎の仕込みに頻繁に使われていた黄麹は醸造管理が難しく黒麹・白麹に主役の座を追われ、現在では、ほとんど使われることがなくなっていました。 杜氏・西村氏は、日本酒造り時代に取得した黄麹醸造の技術を応用し、徹底した醸造管理の下で黄麹による仕込みに成功されました。 「木桶蒸留」 ほとんど姿を消し見かけることが少なくなった、木桶蒸留器を鹿児島県在住の木桶職人さんに頼み込み再現してもらわれたそうです。 木桶蒸留器を使うことにより得られる、独特の「コク」をぜひ味わっていただきたいです。 「甕壷仕込み・甕壷貯蔵」 仕込みもすべて特性の甕で行い、蒸留後の貯蔵も甕壷にて一年以上、杜氏・西村氏が納得いくまで寝かせられます。 通常の焼酎よりかなり手間をかけられた、至高の一本です。 飲み方は、湯割り・水割りともにとってもおいしくいただけます。 口当たりはやわらかいのですが、しっかりとした味があり「いも焼酎党」の方には、きっと満足していただけると思います 薩州濱田屋伝兵衛　芋焼酎　25度1800ml【焼酎蔵　薩洲濱田屋伝兵衛】 本年度”鹿児島県本格いも焼酎監評会”総裁賞代表受賞された「濱田酒造」さんが、通常の焼酎を造るのとは別に”限定流通のこだわり焼酎”を造るために、別に設立された焼酎蔵です。 日本酒の蔵元で長年修行した杜氏　西村冨郎氏が、すべての焼酎を”木桶蒸留”　”甕貯蔵”にこだわり仕込まれています。 最近の受賞履歴 ・鹿児島県本格焼酎鑑評会「優等賞」・熊本国税局酒類鑑評会「優等賞」・鹿児島県・新ふるさと特産品コンクール「優秀賞」・第15回　さつまいも食品コンクール「特別賞」 最近なかなかお目にかかることが出来ない”木桶蒸留器”です。3年に一度は木桶を新品に取り替えないといけないそうですが、木桶蒸留独特の仕上がりを楽しんでいただきたいと、これからもこの蒸留器にこだわり続けていかれるそうです。 ■焼酎造りを支える、伝兵衛杜氏の研ぎ澄まされた技と勘。 市来湊は、江戸時代には参勤交代の第一宿場町として賑わいを見せていた 商業都市でした。濱田屋伝兵衛は、その頃より当地で様々な商売を行って おりましたが、明治になると、それまでの家業の一つであった焼酎造りを 事業として開始、以来今日に至るまで焼酎造り一筋で造り続けています。 遠い古の頃に大陸から流れ着いた錬金術は、この地で焼酎造りに姿を変え 連綿と受け継がれてきました、今でも、8000人足らずの町に焼酎蔵が6社 あるのは、いかに当地市来が焼酎造りに適しているかの証と言えます。 またシラス台地で天然濾過された清冽な地下水と、太陽の恵みをたっぷり 受けて取れたてのさつま芋は、昔と変わらぬ芋焼酎の原料として使われて おります。昭和になって新たな麹菌・蒸留方法の開発等で飛躍的に向上し た焼酎造りの技術は、今日更なる進歩を遂げ、南九州の一地方の酒から全 国で愛される酒として成長する事が出来ました。