ムルソー ルイ ジャド 750ｍｌ 白 の価格比較

「ルイジャドを語らずしてブルゴーニュを語れず」※1〜5倍ポイントが付く場合の送料無料は全国送料無料とさせて頂きます。 ※6〜10倍ポイントが付く場合の送料無料は580円迄とさせていただきます。 ※商品合計金額33,000円(税込)以上のご注文は1配送全国送料無料となります。 ■ムルソー■(Meursault) ヴォルネィの南隣の町はムルソー(Meursault)である。ムルソーは住民1500世帯 ばかりのささやかな町であるが、毎年11月中旬頃に行われるブドウ収穫を祝う ムルソー祭はこの町最大の年中行事で、フランス各地はいうにおよばず、 世界各国からも多数の観光客が集まって来る。 元来、ムルソー(Meursault)という語は ラテン語のmus saltus (英；mouse jump)つまり 「二十日鼠のジャンプ」⇔ (はつかねずみ)という奇妙な言葉から派生したと いわれ、これはこの町の各ぶどう園がことに近接していて二十日鼠がジャンプ できる程度しか離れていないということを意味するらしい。 ムルソーのぶどう園は北のヴォルネィから、南のシャサーニュ モンラッシェ (Chassagne-Montrachet)の町まで間断なく続いている。 ムルソーといえば、おおかたの人があの柔和で繊細な白ワインを思い浮かべる ぐらい白ワインの産地として有名だが、赤ワインも産出する。 ムルソーのAOC名称の白ワインの年産量が約1300kl に対して赤ワインは約70klである。 赤ワインは全てこの町の北方のヴォルネィ(Volnay)に隣接したぶどう園で 生産される。赤ワインの第1級に格付けされているクリマには サントノ・デュ・ミリュー(Santenots du Milieu 年産26kl)がある。 このワインは過去200年間ヴォルネィ・サントノ (Volnay-Santenots)の名で知られてきたが、秀作年のこのワインは実に優秀で、 他の有名村の最良酒を凌駕(りょうが⇒他のものを越えてそれ以上になること)する ことさえあるといわれている。 赤ワインの格付け第2級のクリマは3つある。サントノ・ド・デスー (Santenots de Dessous 年産19kl)、サントノ・ド・デジュー (Santenots de Dessus 年産23kl)、 レ・ペリュール(Les Pelures 年産19kl)である。 以上の他に単にムルソー(Meursault)またはヴァン・ド・ラ・コート・ド・ボーヌ (Vin de la Cote de Beaune)の名で売られる並級赤ワインがある。 ムルソーの白ワインはいうまでもなく、この町の南部にあるピュリニー(Puligny)と シャサーニュ(Chassagne)の町の白ワインとともに、「ブルゴーニュの白」を 代表する世界的な銘醸酒である。 ■ムルソーの白ワインの特色は、次の5つに要約できる。 ● 辛口であるが、果実的な質を備えている。 ● シャブリ(Chablis)のような硬さ、厳しさがなく、柔和で繊細な味わいがある。 ● はしばみやナッツを思わせるブーケがある。 ● 味わい深く、飲んだ後も心地よさが残る。 ● 鶏料理、魚料理に最適である。 白ワインの第1級にはレ・ペリエール(Les Perrieres)があるが、 最高級ワイン(テート・ド・キュヴェ)として別格に扱われている。 このぶどう園の主たる所有者にはマダム・グリヴォー(Madame Grivault) の相続人達とラフォン(Lafon)伯爵夫人、アンポー(Ampeau)氏、 マトロ(Matrot)氏などがいる。最好的な天候に恵まれた年の産量は 60klといわれ、誠に繊細で芳香高く美味な白ワインである。 ムルソーには22(赤と白15、白のみ7)の第1級があるが、わが国にも輸入され、 店頭で見受けられるものにレ・シャルム(Les Charmes)とレ・ジュヌブリエール (Les Genevrieres)がある。レ・シャルム(Les Charmes)は90klの収穫があり、 ムルソーにおける最大ぶどう園である。 ここは31人によって分割所有されている。レ・ジュヌブリエールは年産54klで、 やはり多数の異なった所有者により、分割されている。これらのぶどう園の ワインは出荷の際にそのラベルにぶどう園名とムルソー(Meursault)という名を 連子符で繋いで、ムルソー・シャルム(Meursault-Charmes)とか、 ムルソー・ジュヌブリエール(Meursault-Genevrieres)と記載される。 ラベルに単にMeursaultと記されているワインは、特定のものではなく、 いわいる並物であるから、前記のぶどう園名のワインと混同してはならない ぶどう園元詰めのワインを得るには、Mis au Domaineの字句と ぶどう園所有名をラベルに探し出せばよい。 ●ムルソー(22)第1級のクリマ(15)赤と白 (1) レ クラ/Les Cras (2) レ ジュヌブリエール デシュー/Les Genevrieres-Dessus (3) オ ペリエール/Aux Perrieres (4) レ ペリエール デシユ/Les Perrieres-Dessus (5) レ グット ドール/Les Gouttes-dOr (6) レ シャルム デシュー/Les Charmes-Dessus (7) ル ポリュゾ デシユ/Le Poruzot-Dessus (8) ル ポリュゾ デスー/Le Poruzot-Dessous (9) レ ブシエール/Les Boucheres (10) レ ショーム デ ペリエール/Les Chaumes des Perrieres (11) レ ペリエール デスー/Les Perrieres-Dessous (12) レ ショーム ド ナルヴォー/Les Chaumes de Narvaux (13) レ カイユレ/Les Cailleres (14) レ ジュヌブリエール デスー/Les Genevrieres-Dessous (15) レ シャルム デスー/Les Charmes-Dessous ●ムルソー(22)第1級のクリマ(7)白のみ (1) レ プリユール/Les Plures (2) レ サントノ ブラン/Les Santenots Blancs (3) レ サントノ デュ ミリュー/Les Santenots du Milieu (4) スー ブラニー/Sous Blagny(ブラニー村) (5) ラ ジュヌロット/La Jeunelotte(ブラニー村) (6) ラ ピエス スー ルボワ/La Piece sous le Boie(ブラニー村) (7) スール ド ダーヌ/Sousle Dos dAne(ブラニー村) ※ワインの知識とサービス 昭和60年(社)日本ソムリエ協会会長 浅田勝美 著 柴田書店より掲載文抜粋■銘醸畑に彩られたルイ・ジャドの歴史■ ルイ・ジャド社は1859年に、由緒あるブドウ栽培家としての 歴史を有するジャド家のルイ・アンリ・ドゥニ・ジャドによって 創設されました。 1794年からジャド家が所有する シュヴァリエ・モンラッシェ・レ・ドゥモワゼルの総面積の半分や、 1826年に取得したボーヌ・ヴィーニュ・フランシュの プルミエ・クリュで、現在までモノポールである クロ・デ・ズルシュールに加え、ブルゴーニュの銘醸格付け畑を 次々に取得し、現在約210haの自社畑を所有するブルゴーニュ有数の 大ドメーヌとなるとともに、優れた品質のワインを提供する ネゴシアン・エルブールとしても高い評価を受けています。 ■コート・ド・ボーヌ地区■(Cote de Beaune) コート・ドール(Cote dOr)の南半分のコート・ド・ボーヌは、 ボーヌ(Beaune)の町の北方、正確にはラドワ・セリニー(Ladoix-Serrigny)の 小さな村から南のサントネ(Santenay)に至るまでの約2800haのぶどう畑を 擁する⇒(ゆうする)地域である。ブドウ栽培面積は前述のコート・ド・ニュイの 約2倍に当たる。ぶどう畑は南北に連なる広陵の東向きのなだらかな斜面いっぱいに 広がっているが、広陵の頂上はツゲやネズの木で覆われている。 コート・ド・ボーヌのワインは全生産量の80％が赤ワインで、 残りの20％が白ワインである。赤ワインの中には特級に格付けされている コルトン(Corton)のような真に偉大なワインもあるが、一般にコート・ド・ボーヌの 赤はコート・ド・ニュイの赤に比べて軽く柔和⇒(にゅうわ)である。 一方、量は少ないが、コート・ド・ボーヌの白には世界最高との呼び名も高い モンラッシェ(Montrachet)をはじめ、シュヴァリエ・モンラッシェ(Chevalier Montrachet)、 コルトン・シャルルマーニュ(Corton Charlemagne)、 ムルソー・レ・ペリエール(Meursault Les Perrieres)というような、単にブルゴーニュを 代表するだけでなくフランスが自他ともに認める世界的な白の銘醸品がある。 ※ワインの知識とサービス 昭和60年(社)日本ソムリエ協会会長 浅田勝美 著 柴田書店より掲載文抜粋 ■テロワールを反映した個性豊かなワイン造り■ ルイ・ジャド社のワイン造りの目的は、 自らが誇りとするブルゴーニュの真のテロワールを、 それぞれのワインを通じて表現することであり、長い将来にわたって そのテロワールが維持されていくことです。 そのために、約20年以上前から化学肥料や農薬の使用を排除し、 伝統的な手法を採用してきました。数年程前からは、ボーヌ周辺など 一部の畑でビオディナミ農法を実践しています。 醸造は天然酵母を使用し、じっくりと時間をかけて行います。 1997年にはボーヌ郊外に最先端の設備を備えた ラ・サブリエール醸造所が、また、2008年には コート・シャロネーズのジヴリにブルゴーニュ・ジェネリック専用の 醸造施設が完成し、ルイ・ジャド社のワインの品質を さらに高めるに至っています。 ■自社畑の殆どがグラン・クリュとプルミエ・クリュ■ ルイ・ジャド社がコート・ドール地区に所有する自社畑のほとんどが グラン・クリュとプルミエ・クリュで占められていることは 特筆すべき点です。 それらはその所有形態に応じて、 「ドメーヌ・デ・エリティエ・ルイ・ジャド」、 「ドメーヌ・ルイ・ジャド」、「ドメーヌ・ガジェ」、 「ドメーヌ・デュック・ド・マジェンタ」等に分かれ、 それぞれワインのラベルに明記されています。 さらに、1996年にはムーラン・ア・ヴァンなどに畑を持つ ボージョレの名門ワイナリー「シャトー・デ・ジャック」を、 2008年にはプイィ・フュイッセの中心に15haの畑を持つ トップ・ドメーヌとして名高いドメーヌ・フェレを獲得し、 ブルゴーニュにおけるポートフォリオを拡大させました。 ■酒神バッカスを施したルイ・ジャド社のラベル■ ルイ・ジャドのラベルで販売されるワインは、 すべてブルゴーニュ地方のA.O.C.格付けのワインで、 すべてのワインに、同じデザインのラベルが用いられています。 これは、ルイ・ジャド社が創設当初から、グラン・クリュから シンプルなA.O.C.ブルゴーニュに至るまで、 すべてのアぺラシオンに対して同等の価値を置き、 同等の熱意を持ってワイン造りを行っていることを示しています。 縁取りが施されたバッカスの顔と、淡いイエローのラベルは、 常に変わらず、一目でルイ・ジャド社のワインであることが分かります。 ※ジャック・ラディエール氏 ◆原産国：フランス ◆生産地：ブルゴーニュ地方 コート・ド・ボーヌ地区 ムルソー町 ◆格付け：A.0.C. ムルソー ◆タイプ：白・辛口 ◆ブドウ品種：シャルドネ ◆アルコール度数：15%未満 ◆容量：750ml ◆ワイナリー名：ドメーヌ・ルイ・ジャド 1859年設立 ◆生産者：ルイ・ジャド社 ◆輸入元：日本リカー株式会社様/NIPPON LIQUOR LTD.,【問屋様ルートお取り寄せ商品】 ◆ロバート・パーカー著「ブルゴーニュ」◆ 『★★★★〜★★★★★ 4〜5つ星の生産者！』 ルイ・ジャド社はネゴシアン業を営むかたわら畑も所有しており、 ブルゴーニュで最上級のワインを数多くつくりだす。 〜中略〜 ■ルイ・ジャド社は、品質が最優先と心得る傑出した生産者である■ ◆輸入元・コメント◆ ムルソーは、シャルドネを栽培するには 完璧と言える理想的な土壌（泥灰土）で、 「偉大なホワイト・ブルゴーニュワイン」の中心産地とされています。 ルイ・ジャドのムルソーは強い芳香、良く熟した果実味あふれる 香味が口中に広がり、とろみのあるなめらかなワインです。