ハセガワ 1/ 72 Sd.kfz.234/ 2 8輪重装甲偵察車 プーマ

１／７２　Ｓｄ．Ｋｆｚ．２３４／２　８輪重装甲偵察車　“プーマ”です。ポーランド戦、フランス電撃戦において、８輪重装甲車Ｓｄ．Ｋｆｚ．２３１シリーズは、よく発達した道路網ということもあり活躍しました。これにより兵器局第６課はビューシンク〜ＮＡＧ社に先のＧＳ型シャーシに変わるＡＲＫ型シャーシ、モノコック構造のボディー、タイヤサイズはワンサイズ大きくして、８輪全輪駆動全輪操行の新型装甲車Ｓｄ．Ｋｆｚ．２３４シリーズを開発することになりました。シリーズ最初の量産型は、５ｃｍＫｗｋ３９／１　Ｌ／６０を搭載したＳｄ．Ｋｆｚ．２３４／２で１９４３年１２月から４４年９月まで１０１輌が製造されました。試作軽戦車レオパルト用の砲塔を搭載したため、Ｓｄ．Ｋｆｚ．２３４／２”プーマ”と呼称されていますが、制式名称ではありません。本来、ソ連戦車にも対抗出来るよう搭載した５ｃｍ砲でしたが、この車両が登場した１９４３年後半の東部戦線では、威力不足であり対戦車戦では充分活躍出来ませんでした。しかし、偵察装甲車としての運用上、威力偵察には十分であり、ディーゼルエンジン故の１，０００ｋｍにも及ぶ長大な航続力により、東部、西部戦線で大いに活躍しました。データ乗員：４名、全長：６．８ｍ、全幅：２．３３ｍ、全高：２．３８ｍ、エンジン：タトラ〜Ｖ型１２気筒　ディーゼル”１０３型”　２１０ｈｐ／２，５００ｒｐｍ、武装：５ｃｍ砲Ｋｗｋ３９／１　Ｌ／６０×１、７．９２ｍｍ　ＭＧ４２機銃×１（同軸機銃）、最大速度：８０ｋｍ／ｈ、戦闘重量：１１，７４０ｋｇ 全長（mm） 全長：約98.5mm スケール 1/72