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このDVDは2002年12月、ウィスコンシン州グリーンベイで行われたコンサートの模様です。
驚いたことに、この映像の中でレイ・チャールズは、自身のヒット曲をほとんど唄わず、
トラディショナルなクリスマスソングと、それに、なんと“Oh Happy Day”を披露しています。
そして、どれもが見事なゴスペルになっています。
レイは、ゴスペルから強い影響を受けたにも関わらず、
その長い音楽人生の中で、ライブでゴスペルを唄ったことはなかったそうです。
そのレイが、晩年になって、
自らのルーツに立ち帰るかのようにゴスペルを唄っている、それだけで感動しました。
バックを務めるThe Voices of Jubilationも、非常にいいクワイアで、
この中に収録されている“Total Praise”は、
この曲をレパートリーにしている日本のクワイアにとって、いいお手本になると思われます。
ソウルファン・ゴスペルファンの方に広くおすすめできるDVDです。