#5 "Towards Dead End" はイントロのクサクサフレーズは間違いなく本作イチ。ただイントロのインパクトが強すぎて以降の展開が相対的に弱く思えるのが残念。それでもサビ部分のギターはメロディ豊かに歌ってますし、1コーラス目が終わったら再度イントロのクサクサフレーズが登場する展開は燃えますね。終盤のネオクラシカル全開のソロパートも聴きどころ。
#8 "Children of Bodom" は前作のボートラにも入ってましたがここで本編登場。イントロのかっこいいリフからじわじわとボルテージを上げていく展開。粒ぞろいの本作ですが、この曲はバンド名を冠しているだけあってさすがの完成度です。テクニカルかつドラマティックに進行していき、一度テンポをズシンと落としてから爽快感のあるサビという流れが良い。2コーラス目に入るとさらに曲調が荒ぶりそこからクラシカルなソロパートへ。このバンドの持つ攻撃性、ドラマ性、構築力が最大限に詰まった名曲です。