とても面白いドラマでした。
特に前半から中盤までは次々と息もつかせず見たくなる面白さです。
ただ、いろいろと可哀想な存在が多すぎて次第に見るのが辛くなりました。
ガンモやミジュはとても頑張っていたし、3人には勿論幸せになってほしいけれど、復讐の陰で、ピリョン以外の隠れた悪さや阿漕なやり口や犯罪が全て許されてしまったのは残念です。
ジョンヨンの母親は、ガンモの母の、なけなしのお金を奪い、実の娘のお金まで盗み、自分の娘だと知や宿に練炭を入れてくれと、ガンモ母から盗んだお金を渡す訳ですが、その為にガンモたち兄弟姉妹の母親は亡くなりました。
この話の後半の何処かで、その事実を知り、少しでも反省する素振りを見せてほしかった。
ピリョンも男の一生として可哀想と言えば可哀想だし、ジョンヨンが継母継母と言って贅沢させて貰っていたジョンシクの母も気の毒、ジョンシクも何とか真面目に幸せになってほしかった。
ミヌは中でも最も内面的に可哀想でした。信じている人何人にも裏切られ。
ミジュとミヌは最も泣ける場面を作り出してくれました。
ピリョンの部下ジェチュンの生き様も凄かった。
ガンモが、激高して何度も何度も｢殺してやる！｣と叫ぶのは、ちょっと嫌でした。
このドラマ、ミジュがいなかったら憎しみの連作と殺し合いで悲惨なものに成ったと思いますが、ミジュの存在が泥沼の中に咲く蓮のようで救いでした。
ミヌとミジュには必ず幸せになってほしいです。
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