プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
野良犬 [DVD]
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥5,831","priceAmount":5831.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"5,831","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"px11xWGi8b63F%2FaRdyt1mPa%2FNoTXCfCOoTw6znWifvkeP3piAkqE57EzpWOBqV3XbSyUpCzK8ZtaUQMI6fb%2BahMip5eUBFgMr4e4SO1WsaWEw83yvmaM%2B%2Fmp3AbA5RTb","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}
購入オプションとあわせ買い
フォーマット | ドルビー, ブラック&ホワイト |
コントリビュータ | 千秋実, 三船敏郎, 三好栄子, 志村喬, 木村功, 淡路恵子, 清水元, 黒澤明 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 2 分 |
【まとめ買いフェア開催中】よりどり2点以上で5%OFF
アウトドア用品、ファッション、食品・飲料、母の日ギフト、父の日ギフト関連商品など、10万点を超える対象アイテムからよりどり2点以上で5%OFF。 セール会場はこちら
よく一緒に購入されている商品
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
メーカーによる説明
野良犬 [Blu-ray] | 野良犬[東宝DVD名作セレクション] | 野良犬 [DVD] | |
---|---|---|---|
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.2
115
|
5つ星のうち4.2
115
|
5つ星のうち4.2
115
|
価格 | ¥4,554¥4,554 | ¥1,900¥1,900 | ¥5,831¥5,831 |
製品仕様 | Blu-ray | DVD | DVD |
発売日 | 2009/12/18 | 2015/2/18 | 2003/1/21 |
商品の説明
レビュー
監督・脚本: 黒澤明 脚本: 菊島隆三 撮影: 中井朝一 音楽: 早坂文雄 美術: 松山崇 出演: 三船敏郎/志村喬/清水元/河村黎吉/淡路恵子/三好栄子/木村功
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 19.6 x 14 x 2.6 cm; 322.06 g
- EAN : 4988104021397
- 監督 : 黒澤明
- メディア形式 : ドルビー, ブラック&ホワイト
- 時間 : 2 時間 2 分
- 発売日 : 2003/1/21
- 出演 : 三船敏郎, 志村喬, 清水元, 淡路恵子, 木村功
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Mono)
- 販売元 : 東宝
- ASIN : B00007FOVJ
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 144,162位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 186位日本の刑事映画
- - 1,319位日本のミステリー・サスペンス映画
- - 6,647位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2024年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
女優が美しい。
2024年1月8日に日本でレビュー済み
『野良犬』('49)
出演∶三船敏郎、志村喬、淡路惠子、三好榮子、千石規子、本間文子、河村黎吉、飯田蝶子、東野英治郎、永田靖、松本克平、木村功、岸輝子、千秋實、菅井一郎、清水元、柳谷寛、山本礼三郎、伊豆肇、清水将夫、高堂國典、伊藤雄之助、堺左千夫
監督∶黒澤明
※今回、4Kリマスター版Blu-rayを鑑賞("4K Ultra HD"Blu-rayにあらず)。以前から所有のDVDと比べて、かなり鮮明で見やすくなったようで嬉しいです。
フィルム·ノワールというジャンルがある。この『野良犬』は、日本のフィルム·ノワールの嚆矢となった作品と言われているようだ。
"フィルム·ノワール"には、いわゆる"ハードボイルド"や"犯罪サスペンス"、"刑事モノ"などが含まれると思う。'40年代アメリカ発祥と言われ、ハンフリー·ボガート主演の『マルタの鷹』『三つ数えろ』や、ビリー·ワイルダー監督『深夜の告白』、オットー·プレミンジャー監督『ローラ殺人事件』などが、初期の代表作品のようだ。
フランスにもノワール·ブームは飛び火(?)し、ジャン·ギャバン主演『現金に手を出すな』『地下室のメロディー』ほか、ジャン=ピエール·メルヴィル監督作やリノ·ヴァンチュラ、アラン·ドロン主演作など多数の傑作が製作されている。
日本では、日米で1948年に公開されたセミ·ドキュメンタリー映画の元祖と言われる『裸の町』の影響を受けた(と言われる)『野良犬』('49)が、ジャパニーズ·ノワールの始まりということらしい。もっとも、N.Y.で映画史上初めてオール·ロケーション撮影を敢行した『裸の町』に対して、『野良犬』では、本物の闇市での隠し撮りや、後楽園球場の巨人−南海戦でのロケなどはあるが、大部分はスタジオの屋内やオープン·セットでの撮影みたいです。
米仏や、のちに『男たちの挽歌』など"香港ノワール"が大流行する香港のようには、日本のフィルム·ノワールは根づかなかったようだが、この『野良犬』や、同じ黒澤監督の『悪い奴ほどよく眠る』『天国と地獄』、野村芳太郎監督の『張込み』、内田吐夢監督の『飢餓海峡』など世界に誇れる傑作ノワールも作られている。
[物語] うだるような酷暑の夏の日、捜査一課新米刑事·村上(三船)は、射撃訓練の帰りの路線バスの中で、拳銃を掏られてしまう。急いで下車し、それらしき男を追うが取り逃がす。残弾7発が犯罪に悪用されるのでは…と焦る村上は、スリ係との協力で、ベテラン女スリ·お銀(岸)と、逃走役の男の連携犯罪と断定。スリ係の市川刑事(河村)の助力で、お銀を見つける。
シラを切り通す構えのお銀だったが、村上の執念に根負けする。お銀の口から村上は、"ピストル屋"の存在を知る。不法に入手した多数の拳銃を所持し、犯罪予備軍に貸し出しては、強盗による"収入"の何割かを戴くという"新商売"らしい。お銀がくれたヒントから、村上は困窮した復員軍人を装い、上野の闇市あたりをうろつき、ピストル屋が声をかけてくるのを待つ。
そうして拳銃の闇取引にこぎ着けた村上だが、功を焦って手先の女(千石)を逮捕したために、バックの本ボシを逃してしまう。その夜、淀橋署管内で拳銃による強盗致傷事件が発生し、条痕検査の結果、村上の銃と判明する。被害者は若い娘で、結婚資金をすべて奪われた上に、銃創を負ったという。責任を痛感し辞職願を提出した村上だが、上司の中島警部(清水)はそれを破り、淀橋署のベテラン、佐藤刑事(志村)と組んで捜査に当たるよう命ずる。
佐藤の巧みな尋問で、手先の女から、ピストル屋のボス·本多(山本)の存在と、彼が無類の野球ファンであることを知った佐藤と村上らは、試合で5万人が集まる後楽園球場に赴く。球場の販売員らの協力と、場内放送を使ったワナで、本多を逮捕する。本多が拳銃を貸与した男が、引き換えに置いていった米穀通帳から、容疑者として復員軍人の遊佐(木村)が浮かぶ。その恋人のダンサー·ハルミ(淡路)を割り出した佐藤と村上は、彼女を尋ねるが……。
欧米のフィルム·ノワールと比べても、まったく引けを取らない……いや、勝っていると思う。(個人の意見だが、)黒澤明の他の作品同様、芝居がかった舞台劇のような力んだセリフ回しが多いのが気になるが、映画の面白さを阻害するほどではない。自分が生まれる前の終戦直後の世相·風俗などは、体験的に知る由もないが、闇市·野球場などの風俗描写からは、リアリティの匂いが強烈に漂ってくるようだ。
[余談] この映画の5年後に作られることになる名作『七人の侍』のサムライ七人衆のうち4人(志村喬、三船敏郎、木村功、千秋實)が出演している。他にも、盗人=東野英治郎、庄屋の娘(?)=千石規子、村の長老=高堂國典、人足=堺左千夫らの『七人の侍』出演者が……。黒澤監督の他作品でもお馴染みの脇役が数々出ていて楽しいデス。
[余談②] 大学時代、初めてこの作品を見たのは、京橋の"フィルムセンター"の黒澤明特集でだったと思う。佐藤刑事(志村喬)が、逮捕されたピストル屋の手先(千石規子)と二人で、アイスキャンディをしゃぶりながら取調べをするシーンに感激した。というのは、ジョージ·ルーカスの『アメリカン·グラフィティ』と、ジョン·ミリアスの『デリンジャー』に、黒澤へのオマージュで、そのシーンの"マネっこ"があって、ぜひぜひ"元ネタ"が見たかったからなのです(笑)
出演∶三船敏郎、志村喬、淡路惠子、三好榮子、千石規子、本間文子、河村黎吉、飯田蝶子、東野英治郎、永田靖、松本克平、木村功、岸輝子、千秋實、菅井一郎、清水元、柳谷寛、山本礼三郎、伊豆肇、清水将夫、高堂國典、伊藤雄之助、堺左千夫
監督∶黒澤明
※今回、4Kリマスター版Blu-rayを鑑賞("4K Ultra HD"Blu-rayにあらず)。以前から所有のDVDと比べて、かなり鮮明で見やすくなったようで嬉しいです。
フィルム·ノワールというジャンルがある。この『野良犬』は、日本のフィルム·ノワールの嚆矢となった作品と言われているようだ。
"フィルム·ノワール"には、いわゆる"ハードボイルド"や"犯罪サスペンス"、"刑事モノ"などが含まれると思う。'40年代アメリカ発祥と言われ、ハンフリー·ボガート主演の『マルタの鷹』『三つ数えろ』や、ビリー·ワイルダー監督『深夜の告白』、オットー·プレミンジャー監督『ローラ殺人事件』などが、初期の代表作品のようだ。
フランスにもノワール·ブームは飛び火(?)し、ジャン·ギャバン主演『現金に手を出すな』『地下室のメロディー』ほか、ジャン=ピエール·メルヴィル監督作やリノ·ヴァンチュラ、アラン·ドロン主演作など多数の傑作が製作されている。
日本では、日米で1948年に公開されたセミ·ドキュメンタリー映画の元祖と言われる『裸の町』の影響を受けた(と言われる)『野良犬』('49)が、ジャパニーズ·ノワールの始まりということらしい。もっとも、N.Y.で映画史上初めてオール·ロケーション撮影を敢行した『裸の町』に対して、『野良犬』では、本物の闇市での隠し撮りや、後楽園球場の巨人−南海戦でのロケなどはあるが、大部分はスタジオの屋内やオープン·セットでの撮影みたいです。
米仏や、のちに『男たちの挽歌』など"香港ノワール"が大流行する香港のようには、日本のフィルム·ノワールは根づかなかったようだが、この『野良犬』や、同じ黒澤監督の『悪い奴ほどよく眠る』『天国と地獄』、野村芳太郎監督の『張込み』、内田吐夢監督の『飢餓海峡』など世界に誇れる傑作ノワールも作られている。
[物語] うだるような酷暑の夏の日、捜査一課新米刑事·村上(三船)は、射撃訓練の帰りの路線バスの中で、拳銃を掏られてしまう。急いで下車し、それらしき男を追うが取り逃がす。残弾7発が犯罪に悪用されるのでは…と焦る村上は、スリ係との協力で、ベテラン女スリ·お銀(岸)と、逃走役の男の連携犯罪と断定。スリ係の市川刑事(河村)の助力で、お銀を見つける。
シラを切り通す構えのお銀だったが、村上の執念に根負けする。お銀の口から村上は、"ピストル屋"の存在を知る。不法に入手した多数の拳銃を所持し、犯罪予備軍に貸し出しては、強盗による"収入"の何割かを戴くという"新商売"らしい。お銀がくれたヒントから、村上は困窮した復員軍人を装い、上野の闇市あたりをうろつき、ピストル屋が声をかけてくるのを待つ。
そうして拳銃の闇取引にこぎ着けた村上だが、功を焦って手先の女(千石)を逮捕したために、バックの本ボシを逃してしまう。その夜、淀橋署管内で拳銃による強盗致傷事件が発生し、条痕検査の結果、村上の銃と判明する。被害者は若い娘で、結婚資金をすべて奪われた上に、銃創を負ったという。責任を痛感し辞職願を提出した村上だが、上司の中島警部(清水)はそれを破り、淀橋署のベテラン、佐藤刑事(志村)と組んで捜査に当たるよう命ずる。
佐藤の巧みな尋問で、手先の女から、ピストル屋のボス·本多(山本)の存在と、彼が無類の野球ファンであることを知った佐藤と村上らは、試合で5万人が集まる後楽園球場に赴く。球場の販売員らの協力と、場内放送を使ったワナで、本多を逮捕する。本多が拳銃を貸与した男が、引き換えに置いていった米穀通帳から、容疑者として復員軍人の遊佐(木村)が浮かぶ。その恋人のダンサー·ハルミ(淡路)を割り出した佐藤と村上は、彼女を尋ねるが……。
欧米のフィルム·ノワールと比べても、まったく引けを取らない……いや、勝っていると思う。(個人の意見だが、)黒澤明の他の作品同様、芝居がかった舞台劇のような力んだセリフ回しが多いのが気になるが、映画の面白さを阻害するほどではない。自分が生まれる前の終戦直後の世相·風俗などは、体験的に知る由もないが、闇市·野球場などの風俗描写からは、リアリティの匂いが強烈に漂ってくるようだ。
[余談] この映画の5年後に作られることになる名作『七人の侍』のサムライ七人衆のうち4人(志村喬、三船敏郎、木村功、千秋實)が出演している。他にも、盗人=東野英治郎、庄屋の娘(?)=千石規子、村の長老=高堂國典、人足=堺左千夫らの『七人の侍』出演者が……。黒澤監督の他作品でもお馴染みの脇役が数々出ていて楽しいデス。
[余談②] 大学時代、初めてこの作品を見たのは、京橋の"フィルムセンター"の黒澤明特集でだったと思う。佐藤刑事(志村喬)が、逮捕されたピストル屋の手先(千石規子)と二人で、アイスキャンディをしゃぶりながら取調べをするシーンに感激した。というのは、ジョージ·ルーカスの『アメリカン·グラフィティ』と、ジョン·ミリアスの『デリンジャー』に、黒澤へのオマージュで、そのシーンの"マネっこ"があって、ぜひぜひ"元ネタ"が見たかったからなのです(笑)
2021年12月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
驚いた。購入の前にDVDの画質を確認しておいたのだが、それとほぼ同じなのだ。この作品は米国クライテリオン社から出ていないので、やむを得ず東宝のブルーレイにしたのだが結果は危惧した通り。それでもこれほどひどいとは。クライテリオン社によるブルーレイ化には監督や作品への敬意が感じられるが、東宝はどうも薄いようだ。
ここ数年の大映などのブルーレイ化作品には「4Kデジタル修復版」などとうたっているものが増え、それなりの画質向上を実感できる。東宝のこのブルーレイにはそんな表示はない。したがって、期待するなということかもしれないが、これでDVDの倍近い価格とは映画会社ではなく単なる商売人として考えたとしてもどうだろうか。さんざん売った後、「4K化」してまた高値で売りだす算段がひょっとしたらあるのかもしれないが、日本の映画会社ならば日本映画ファンをもう少し大切にしてもいいのではないか。特典を一つもつけない傲慢さも、リーフレットや監督や出演者のインタビュー・フィルムなどを当然のように付けるクライテリオン社の姿勢とは正反対だ。作品自体は今さら語る必要もなく星5だが、東宝的商売に抗議して星2を減らし、胸が傷むが星3。
ここ数年の大映などのブルーレイ化作品には「4Kデジタル修復版」などとうたっているものが増え、それなりの画質向上を実感できる。東宝のこのブルーレイにはそんな表示はない。したがって、期待するなということかもしれないが、これでDVDの倍近い価格とは映画会社ではなく単なる商売人として考えたとしてもどうだろうか。さんざん売った後、「4K化」してまた高値で売りだす算段がひょっとしたらあるのかもしれないが、日本の映画会社ならば日本映画ファンをもう少し大切にしてもいいのではないか。特典を一つもつけない傲慢さも、リーフレットや監督や出演者のインタビュー・フィルムなどを当然のように付けるクライテリオン社の姿勢とは正反対だ。作品自体は今さら語る必要もなく星5だが、東宝的商売に抗議して星2を減らし、胸が傷むが星3。
2022年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この映画も大好きな作品!できるならデジタルマスタリングして再発して欲しい、画質音質は今いちなので。三船さんは刑事役だがやはり、何をやらせても素晴らしい!本当に
2023年6月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コルトを掏られた新人刑事の村上役が三船敏郎、途中から一緒に行動する先輩刑事佐藤役が志村喬です。
この映画は事件の側面にも見せ場があって面白いです。
序盤は箱師おぎんを野良犬のように嗅ぎ回る村上の追いかけっこがスリリングで楽しませてくれます。
根負けしたおぎんのヒントを頼りに軍服を着て闇市を探し回る。当時の闇市を隠し撮りしています。
手がかりを頼りに後楽園球場に向かう。グラウンドで練習しているのは川上哲治、多田文久三、川崎徳次、平山菊二などなど。隠し撮りでしょうか、これは貴重な映像でしょう。先発が川崎徳次です。三番センター青田のアナウンス。ミスター入団前の時代ですが、超満員の大盛況です。犯人に目星がつくも、掏られたコルトで事件が一つ、二つと増え、村上は焦って犯人を捕まえることばかり考えて神経衰弱になり、思考回路がショートしてしまっている。
佐藤が犯人の足取りを追うが、拳銃を忘れ村上から借りる時点から嫌な予感がする。
観てる側としては、最悪の状況を覚悟しますが、ハッピーエンドでホッとします。
この映画は事件の側面にも見せ場があって面白いです。
序盤は箱師おぎんを野良犬のように嗅ぎ回る村上の追いかけっこがスリリングで楽しませてくれます。
根負けしたおぎんのヒントを頼りに軍服を着て闇市を探し回る。当時の闇市を隠し撮りしています。
手がかりを頼りに後楽園球場に向かう。グラウンドで練習しているのは川上哲治、多田文久三、川崎徳次、平山菊二などなど。隠し撮りでしょうか、これは貴重な映像でしょう。先発が川崎徳次です。三番センター青田のアナウンス。ミスター入団前の時代ですが、超満員の大盛況です。犯人に目星がつくも、掏られたコルトで事件が一つ、二つと増え、村上は焦って犯人を捕まえることばかり考えて神経衰弱になり、思考回路がショートしてしまっている。
佐藤が犯人の足取りを追うが、拳銃を忘れ村上から借りる時点から嫌な予感がする。
観てる側としては、最悪の状況を覚悟しますが、ハッピーエンドでホッとします。
2016年9月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
改めて三船敏郎の男前ぶりを再確認いたしました。
女スリの言葉をヒントに犯人捜しのため戦後まもなくの東京を 歩き回るシーンは
映画の中で構成したものとしても、 当時の世情を知る上でも非常に興味深く感じます。
行き交う人々の中に、終戦直後の日本が復興する 凄まじいエネルギーを感じるのです。
黒澤作品にいつも感じる「男らしさ」や「プロ意識」が この作品でも随所に見られます。
犯人役の木村功も「七人の侍」では気弱な若侍、 「天国と地獄」では敏腕刑事と
全く印象の異なる 人物を見事に演じ、得がたい俳優であったことを 認識しました。
女スリの言葉をヒントに犯人捜しのため戦後まもなくの東京を 歩き回るシーンは
映画の中で構成したものとしても、 当時の世情を知る上でも非常に興味深く感じます。
行き交う人々の中に、終戦直後の日本が復興する 凄まじいエネルギーを感じるのです。
黒澤作品にいつも感じる「男らしさ」や「プロ意識」が この作品でも随所に見られます。
犯人役の木村功も「七人の侍」では気弱な若侍、 「天国と地獄」では敏腕刑事と
全く印象の異なる 人物を見事に演じ、得がたい俳優であったことを 認識しました。
2019年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今、観ても文句無しに面白い。戦後の街並みが良くわかる。