Vシネマ。ヤクザ。
蛇足アンド駄作。
首領の一族パート2できれいに完結していたのに、なぜ続編を作ってしまったのか。仮に作るとしても、シリーズのファンが納得できる完成度にしてほしかった。
はっきりいってひどい。
まず首領の一族のテーマであった家族の絆、愛というものがあまり感じられない。
そもそも一家の半分がいなくなっているのである。そのうえ、片腕として活躍していた宮本大誠が理由も語られず海外に行っていて、妹のキャストが変更されているという始末。
前回では目覚ましい活躍をみせた川本淳市は、狂犬というよりただのアホで組をかき回し、それを見て何も出来ない若ボケの構図。
過去の栄光はどこへやら、日を増す毎に人が減っていき、ただ没落していく姿を見させられてもガッカリである。
前回の続きであり、さらにキャストが減っていることもあり、黒幕がバレバレなのも興ざめ。
最後もまあ苦し紛れのオチかなという感じで、これをやるために続編を作りたかったのか疑問に思う。