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日本を代表するジャズ・アーティスト、渡辺貞夫の6年ぶりのスタジオ・アルバムとなる通算70枚目のアルバム。ニューヨークの20代のエネルギッシュなミュージジャン達を起用した、チャレンジ・スピリッツ溢れる作品。 (C)RS
アーティストについて
1933年宇都宮生まれ。1948年に映画『ブルースの誕生』を観て、クラリネットを始める。1951年18歳で上京後、秋吉敏子のコージー・カルテットをはじめ数々のバンドへの参加。1961年初リーダー・アルバム『渡辺貞夫』を発表。1962年ボストン・バークリー音楽大学への留学し、チコ・ハミルトンやゲイリー・マクファーランドなど多数のバンドに参加。1965年帰国し精力的な演奏活動を開始すると共に、日本のミュージシャンにジャズ理論を伝授。モントルーやニューポートのジャズフェスティバルにも参加。1972年FM番組『マイ・ディアライフ』を開始、1978年『カリフォルニア・シャワー』の大ヒット。1980年には武道館公演を行い3万人を集客。83年レーベルの移籍をきっかけに、海外での活動を精力的に行い、米国音楽誌のチャート上位にランクされ、世界中に渡辺貞夫の名が認識されることとなる。1995年に故郷の中学生達にブラジルの打楽器を使用してリズム教育をはじめる。2001年音楽生活50周年記念コンサートを日本とL.Aで実施。2003年にはイタリア3都市での『キッズ・フォー・バンビーニ』やグアムでの『メイク・ア・ウィッシュ・イン・グアム』チャリティ公演を実施。2005年愛知万博『愛・地球博』で政府出展事業の総合監督を務め、「ジャパンデ・ジャパンウィーク」「地球サウンド」で文化・国境を越えた世界の子ども達400人が集う、「リズム、歌、踊りの祭典」をプロデュース。2007年長年の夢であった海外の舞台での子供たちとの共演がジャカルタ「ジャワ・ジャズ・フェスティバル」で実現。2008年スペイン、サラゴサ国際博覧会、ジャパンウィーク日本政府出展事業「渡辺貞夫と世界の子どもたち」Share The Worldコンサートでも世界の子供達と共演