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所詮はフジミ
以前、126CKのモノコックを2ｍｍ削って車体を薄く仕上げないとまともなプロポーションにならなかった経験上、二度とフジミのモデルには手を出さないつもりでしたが、片持ちスイングアームのYZF750の魅力に抗えず購入してみました。結果、やはりダメダメでした。ほぼ売り切れなので大した影響はないでしょうが、ストックを今後作られる方のために、制作上のいくつかのポイントを列記します。【スイングアームピボット】キット付属のロッドを差し込むように指示されていますが、ロッドの径がオーバーサイズで挿入できません。私は1.5mm径のアルミ線で代用しています。【コイルダンパーユニット】モールドから判断して組むと、スプリングが長すぎます。私はスプリングを２巻カットしましたが、そうするとユニットの先端がフレーム接合部に届きません。（短い）ダンパーのインナーチューブの先端（パーツNo:E16）は縦断面で「T」になっていますが、この先端を削り取って丸棒に仕上げ、スプリングで伸縮できる状態にしておいたほうが良いかもしれません。スイングアームの角度はボトムリンクで決まりますから気にしなくて良いと思います。【フロントフォークユニットの装着】フレームに差し込むように指示されていますが、フレーム側の穴が小さすぎますので調整が必要です。私はこの時点で制作に嫌気がさしていたので、無理やり突っ込んで接着済みのフレームを割りました。【ヘッドライトユニットの装着】フレームから延びるステーが長く、そのままだとアッパーカウルが装着できません。私はステーの先端を2mm程度カットしています。【塗装指示】全面的に適当な指示になっています。資料は必須です。私は「RACERS Vol.51」を参考にしました。【デカール】”LUCKY STRIKE"のロゴは同梱されてはいますが、タンク上もしくはフロントフェンダー上のものだけ不足します。結局サードパーティーのものが必要になります。また、デカールの赤が明るすぎます。私は赤○を塗装、白、金、黒のサークルをデカールから切り出して使用しました。【パイピング】フロントブレーキ、クラッチ、ブリーザーパイプのみインスト上に指示されていますが、取付のための基部がモールドされているのはブレーキのステアリング側のみです。「瞬間接着剤で接着」との指示がありますが、金属線やパイプ類で取付基部を自作したほうが綺麗に仕上がると思います。バイクモデルなのに、スロットルケーブルの取付をユーザーに任せきりなのが信じられない。こんなところです。最終的に組み上げて「面倒だったけど、形になるとそれなりだな」的な感慨もありませんでした。タミヤ、ハセガワに比べて著しくお粗末な製品でした。おまけに高額。このメーカーの製品を丁寧に、ディテールに拘って制作される方を本当に尊敬します。お粗末ながら、自作の画像をUPしておきます。
上位レビュー、対象国： 日本
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2020年8月28日に日本でレビュー済み
色: 87チーム・ラッキーストライク・ロバーツAmazonで購入
以前、126CKのモノコックを2ｍｍ削って車体を薄く仕上げないとまともなプロポーションにならなかった経験上、二度とフジミのモデルには手を出さないつもりでしたが、片持ちスイングアームのYZF750の魅力に抗えず購入してみました。
結果、やはりダメダメでした。
ほぼ売り切れなので大した影響はないでしょうが、ストックを今後作られる方のために、制作上のいくつかのポイントを列記します。
【スイングアームピボット】
キット付属のロッドを差し込むように指示されていますが、ロッドの径がオーバーサイズで挿入できません。
私は1.5mm径のアルミ線で代用しています。
【コイルダンパーユニット】
モールドから判断して組むと、スプリングが長すぎます。
私はスプリングを２巻カットしましたが、そうするとユニットの先端がフレーム接合部に届きません。（短い）
ダンパーのインナーチューブの先端（パーツNo:E16）は縦断面で「T」になっていますが、この先端を削り取って丸棒に仕上げ、スプリングで伸縮できる状態にしておいたほうが良いかもしれません。
スイングアームの角度はボトムリンクで決まりますから気にしなくて良いと思います。
【フロントフォークユニットの装着】
フレームに差し込むように指示されていますが、フレーム側の穴が小さすぎますので調整が必要です。
私はこの時点で制作に嫌気がさしていたので、無理やり突っ込んで接着済みのフレームを割りました。
【ヘッドライトユニットの装着】
フレームから延びるステーが長く、そのままだとアッパーカウルが装着できません。
私はステーの先端を2mm程度カットしています。
【塗装指示】
全面的に適当な指示になっています。資料は必須です。
私は「RACERS Vol.51」を参考にしました。
【デカール】
”LUCKY STRIKE"のロゴは同梱されてはいますが、タンク上もしくはフロントフェンダー上のものだけ不足します。
結局サードパーティーのものが必要になります。
また、デカールの赤が明るすぎます。
私は赤○を塗装、白、金、黒のサークルをデカールから切り出して使用しました。
【パイピング】
フロントブレーキ、クラッチ、ブリーザーパイプのみインスト上に指示されていますが、取付のための基部がモールドされているのはブレーキのステアリング側のみです。「瞬間接着剤で接着」との指示がありますが、金属線やパイプ類で取付基部を自作したほうが綺麗に仕上がると思います。
バイクモデルなのに、スロットルケーブルの取付をユーザーに任せきりなのが信じられない。
こんなところです。
最終的に組み上げて「面倒だったけど、形になるとそれなりだな」的な感慨もありませんでした。
タミヤ、ハセガワに比べて著しくお粗末な製品でした。
おまけに高額。
このメーカーの製品を丁寧に、ディテールに拘って制作される方を本当に尊敬します。
お粗末ながら、自作の画像をUPしておきます。
結果、やはりダメダメでした。
ほぼ売り切れなので大した影響はないでしょうが、ストックを今後作られる方のために、制作上のいくつかのポイントを列記します。
【スイングアームピボット】
キット付属のロッドを差し込むように指示されていますが、ロッドの径がオーバーサイズで挿入できません。
私は1.5mm径のアルミ線で代用しています。
【コイルダンパーユニット】
モールドから判断して組むと、スプリングが長すぎます。
私はスプリングを２巻カットしましたが、そうするとユニットの先端がフレーム接合部に届きません。（短い）
ダンパーのインナーチューブの先端（パーツNo:E16）は縦断面で「T」になっていますが、この先端を削り取って丸棒に仕上げ、スプリングで伸縮できる状態にしておいたほうが良いかもしれません。
スイングアームの角度はボトムリンクで決まりますから気にしなくて良いと思います。
【フロントフォークユニットの装着】
フレームに差し込むように指示されていますが、フレーム側の穴が小さすぎますので調整が必要です。
私はこの時点で制作に嫌気がさしていたので、無理やり突っ込んで接着済みのフレームを割りました。
【ヘッドライトユニットの装着】
フレームから延びるステーが長く、そのままだとアッパーカウルが装着できません。
私はステーの先端を2mm程度カットしています。
【塗装指示】
全面的に適当な指示になっています。資料は必須です。
私は「RACERS Vol.51」を参考にしました。
【デカール】
”LUCKY STRIKE"のロゴは同梱されてはいますが、タンク上もしくはフロントフェンダー上のものだけ不足します。
結局サードパーティーのものが必要になります。
また、デカールの赤が明るすぎます。
私は赤○を塗装、白、金、黒のサークルをデカールから切り出して使用しました。
【パイピング】
フロントブレーキ、クラッチ、ブリーザーパイプのみインスト上に指示されていますが、取付のための基部がモールドされているのはブレーキのステアリング側のみです。「瞬間接着剤で接着」との指示がありますが、金属線やパイプ類で取付基部を自作したほうが綺麗に仕上がると思います。
バイクモデルなのに、スロットルケーブルの取付をユーザーに任せきりなのが信じられない。
こんなところです。
最終的に組み上げて「面倒だったけど、形になるとそれなりだな」的な感慨もありませんでした。
タミヤ、ハセガワに比べて著しくお粗末な製品でした。
おまけに高額。
このメーカーの製品を丁寧に、ディテールに拘って制作される方を本当に尊敬します。
お粗末ながら、自作の画像をUPしておきます。
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