最近買ったswitch版と比較するため久しぶりにプレーしました。画質は……そういう時代のゲームです。
隠し列車で「貨物を運転できる」と教えてくれたレビュアーの方々ありがとうございます。
これは全駅でA評価を取るだけでは駄目で、面倒でも「資料室」の資料を全て閲覧しなければなりません。
そうすると路線図に「 かみす （神栖） 」という駅名が出現します。
運転前に機関車のエンジン始動音が収録されてて、１基ずつ始動するのが実に格好良い。
画面の右下にはボンネットが出現し、吸気ファンが回転する拘り。
貨物線は遮断機の無い踏切が多いので「警笛鳴らせ」の指示が多数あり、ピーッという郷愁の漂う警笛を何度も鳴らせます。
登り坂ではエンジン全開でも増速できないのが貨物列車らしい挙動です。
北海道の原野みたいな所を走りますが、遠くにガントリークレーンが見えるため臨港地区なのだと分かります。
貨物線とは真逆で、新幹線みたいな立派な線路の大洗鹿島線をゲーム化するときに
レールの音「ガタン、ゴトン」を入れたくなるものですが妥協せず現実の通り入れてません。
代わりに車輪のバネ（ママチャリのサドルに付いているやつを大型化した感じ）が
「ギュギュ……ギュギュ……」と軋む音が入っています。
エンジン音もアクセルの段数に応じて違う音が鳴りますし、
ブレーキ作動も圧縮空気の音がして、よく知られた「キキキー！」のほか「ズザザザー！」という音も入っていますし
音割れする古いスピーカーから聞こえる車内放送の再現も拘りを感じます。
そして……停車寸前にブレーキが利かなくなる仕様は鬼です。「電車でGO」などで運転に慣れている人も鬼の餌食です。
このペースで減速すれば確実に停まれるという予想を確実に裏切り、慌てて最大ブレーキにしてもリカバリー不可。
いっぽうで停車位置の手前で一時停止してもペナルティはないため（何秒も動かないとペナルティ）
一時停止→微速前進を繰り返せばＡ評価を狙えるかも知れませんが・・・
低速でアクセルを切るとすぐに止まるため、大昔の手動運転のエレベーター（運転ミスをすると床に大きな段差ができる）を操縦しているようなシュールな錯覚に陥ります。
実物を観察すると古い列車、ディーゼルカーは、駅のかなり手前からブレーキを掛ける必要があるので
そういう運転をして欲しいコンセプトなのかなと思います。
ゲーム内のダイヤに余裕が有り、新鉾田－北浦湖畔を除けば低速での運転を求められ、
フリー走行が無いのは、ゲームではブレーキの利きをとっても悪くしたので、
もし時速１００キロ位で走ったら駅で停まれないからだと思います。
（長い下り坂で加速すれば９０キロ以上出ます）
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メーカーによる説明
カンタン操作で鉄道運転を楽しもう
茨城県の水戸駅から、JR鹿島線に乗り入れているJR鹿島神宮駅までの総延長56.2kmを、「3D実写映像」 で楽しめる鉄道運転ゲーム。
関東平野を走行するこの路線は、ほとんどが高架区間で、運転席からは関東平野の開放的な眺望が拡がる。トンネルをくぐり、木立の間を抜けながら、のどかで開放的な景色が楽しめる。ただし、急な勾配やカーブも多く、ダイヤを守って安全に走り抜くにはテクニックも必要。
