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フォーマット	ブラック&ホワイト
コントリビュータ	ウェズリー・ラッグルス, リチャード・ディックス
稼働時間	2 時間 4 分

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登録情報

メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
EAN ‏ : ‎ 4582154103975
監督 ‏ : ‎ ウェズリー・ラッグルス
メディア形式 ‏ : ‎ ブラック&ホワイト
時間 ‏ : ‎ 2 時間 4 分
発売日 ‏ : ‎ 2007/5/1
出演 ‏ : ‎ リチャード・ディックス
販売元 ‏ : ‎ GPミュージアム
ASIN ‏ : ‎ B000RL39NC
ディスク枚数 ‏ : ‎ 1

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POPO

実在の人物を元にした一大絵巻。

2020年12月5日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

冒頭の土地争奪の馬車の多さに圧巻。なかにはひっくり返った馬車を引きずりながら走る馬や、馬車も乗り手も失った馬が走っていたりで迫力満点。他にも西部劇のように無法者との撃ち合いなんかもあったりして、サービス精神満点のエンタメ映画でした。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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かじか

英雄を支えた妻の物語

2018年2月20日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

アメリカの女流作家エドナ・ファーバーの同名小説の映画化。
テキサス州がまだ共和国だった頃、
初代大統領に選任されたテンプル・リー・ヒューストンがモデルになっている。
さて、物語の主人公ヤンシー・クラヴァット（リチャード・ディックス）は、
激動の時代にふさわしい開拓者精神の権化のような男。
土地解放の競争に参加し、戦争が始まればそれに加わり、
石油が出たといえばそっちにも首を突っ込んで、
ほとんど家庭を顧みることがない。
いくら英雄とはいえ、現代なら離婚されても仕方ないだろう。
そんな夫を、愛し、尊敬して、家族を守る
妻セイブラ（アイリーン・ダン）の物語だ。
歴史に名を刻んだ英雄よりも、
妻のほうが何倍も偉く思えるのは私だけだろうか。

4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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ⲛaoto

夫婦二人の関係がなんか幸せそうに見えなかった。。

2021年5月28日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

圧倒的スケールでアメリカ開拓の現場を体感できた。
序盤の街に家族で着いたシーンはテーマパークのアトラクションのようなワクワク感があった。黒人よりも、インディアンの扱い方をストーリーに入れていたのは新鮮だった。
終盤では女性の地位の変化にも言及していて、正に歴史の移り変わりを撮った作品だと思う。
それぞれのエピソードはよかったが、夫婦二人の関係がなんか幸せそうに見えなかったのがちょっと悲しい。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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ホワイトミルク

平和主義の主人公

2023年6月11日に日本でレビュー済み

正義感溢れる主人公で裁判のシーンでは正しいこと言ってるのですが「おい、おい、落ち着けよ」と思うくらいの孤軍奮闘ぶり。今風に言えば「圧」を感じる熱い男です(苦笑)

　展開がスムーズな感じではないので「ん、何の話だ？」と思ったかな。「ながら観」は難しい映画です。節目に音楽を入れたりすればわかりやすいのでしょうが、この時代にそこまで求めるのはナンセンスと思いながら観てました。

　大きなことを成し遂げるには確固たる信念とエネルギーが必要ですな。意志を強く持ちたい時にオススメできる映画ではある。

　関係ないけど、ジョン・ウェイン等が出演してる「西部開拓史」をもう一度観たくなった。何か流れが似た感じしたので。

2016年1月9日に日本でレビュー済み

　米国の西部開拓史の一部。オクラホマ州ができる以前の１８８９年からの４０年史。銅像になったヤンシー・クラバッド、その人の後半生。

　ヤンシー・クラバッドは、武力と知力を兼ね備えた強きアメリカの象徴のような人物。ニュース・ペーパーの編集長であり弁もたち、自由、平等の体現者のように、先住民もユダヤ教徒も娼婦も迫害から守る。腕利きのガンマンでもあり、ならず者退治で、あのビリー・ザ・キッドも撃ち倒す。キッドとは幼き頃からの友人だったようだ。西部開拓の流れとともに家族を置き去りにして新天地を目指す。そのフロンティア魂もアメリカの象徴であろう。

　しかし置き去りにされた妻セイブラはたまったものではない。夫の帰りを待つ間、新聞社をきりもりする。創立１年、そして創立４０年を迎え、議員となる。俄然、セイブラが主役になる。オクラホマも街が様変わりし、鉄道や自動車の時代。電力、ガソリンに石油を供給する油井で、一人の男が命をかけて大爆発を防いだ。それがヤンシー・クラビットだった。夫は妻の腕の中で亡くなる。まるでマリアの腕に抱きあげられたイエスのように。でも、なぜヤンシーは自宅に帰らなかったのだろうか、恐妻家だったのか、とても不自然なモヤモヤ感で終わる。
　ヤンシー・クラビットの銅像の後ろで手を引く者は先住民だろうか。

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a_td_critic

風雪に耐えられなかった

2006年4月8日に日本でレビュー済み

　ある意味、貴重。当時（１９３１年）アカデミー賞の作品賞と取るほどの映画、いわばベストピクチャがいかに時代おくれになるか、という点で。制作当時は大いに話題になったけれど、時代遅れになってしまった映画というのは数多いと思いますけれど、この作品は、その代表例。

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西村哲也

男は刺激を求め、女は安らぎを求める

2013年2月21日に日本でレビュー済み

　人生に対し「刺激」を求める男心と「安らぎ」を求める女心を

　オクラホマの歴史を交えながら描いた歴史映画であります。

　（「西部劇の時代」から「近代劇の時代」へと転じるアメリカの姿を

　のぞき見ることが出来る点も見逃せません。）

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トシパパ

'60年版より､“古典的”な'31年版の方がいい !!

2022年4月24日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

『シマロン』(Cimarron)('31)
出演∶リチャード·ディックス、アイリーン·ダン、エステル·テイラー、ナンス·オニール、エドナ·メイ·オリヴァー、ロスコー·エイツ、ジョージ·E·ストーン、ウィリアム·コリアーJr.

監督∶ウェズリー·ラッグルズ

※以下は､1931年版のレビューです。

アメリカでは有名なベストセラー大河小説が原作で､二度映画化されたうちの最初のバージョン。映画が無声映画からトーキーへと移行した初期に作られた大作だ。

1889年に新しい開拓地オクラホマで行われた､植民希望者に先着順で土地が与えられるという“植民地取ったもん勝ち”の「グレート·ラン」から始まる物語――ある男とその家族の約40年に渡る「アメリカ建国裏面史」だ。

主人公ヤンシー(ディックス)は「グレート·ラン」に参加するが､したたかな商売女ディクシー·リー(テイラー)に出し抜かれて希望の土地は取り損なう。だが､ヤンシーは妻セイブラ(ダン)と幼い息子シマロン(“シム”)とともに新天地に移住すると､新聞社を起こす。

ペンの力で､新天地を荒らす無法者たちの横暴やインディアン差別·迫害と戦うヤンシーは､町のリーダー格の存在となってゆく。

だが､フロンティア·スピリットの塊で“放浪癖”の抜けない彼は､成長する新聞社を妻に任せ､息子と生まれたばかりの娘を置いて､新たな「グレート·ラン」に挑むかと思えば､キューバで動乱(米西戦争)が勃発すると志願して参戦したり､“放蕩オヤジ”ぶりはおさまらない……。

戦争から英雄として復員したヤンシー。自分の留守中､妻に任せていた新聞が､公序良俗を乱す元凶としてディキシー·リーの店を弾劾する急先鋒となっている事を知る。彼は自らディキシー·リーの弁護人となり､裁判で“職業差別”と戦う熱弁を振るうなど､理想を追求する“暴走パイオニア”ぶりは収まらない……。

この映画､単なるアメリカ建国裏面史に留まらず､差別問題に触れたり､1930年頃に至る終盤では「女性参政権」などの話題を出したり､社会派ドラマ的側面も持つ。

だが､決して社会派映画として差別問題などを声高に訴えているわけではない。実際､この映画の中では､黒人やユダヤ人に対する(今から見れば明らかな)差別的扱いは､当然の事象として描写されている。良くも悪くも様々な問題を抱えながらも､19世紀後半～20世紀前半にかけて大きな進歩を遂げた新興国アメリカを､一人のパイオニアの生と死を通して描いた一大叙事詩だ。

トーキー初期の古い作品で､まだワイド·スクリーン化もされていない白黒スタンダード画面だが､現代では当たり前のCG技術がないせいで､逆に“本物”のド迫力がある。5000人のエキストラと無数の幌馬車を使った冒頭のグレート·ランのシーンは今見ても凄い !!

1930～1931年度のアカデミー作品賞を受賞したそうだ。監督のラッグルズは､この９年後の1940年に､ジーン·アーサー､ウィリアム·ホールデン主演で､1860年代未開のアリゾナ準州のフロンティアを描いた映画『アリゾナ』を撮っている。

『シマロン』『アリゾナ』ともに､開拓者たちの生活や仕事ぶりなど細部の描写をおろそかにしない丁寧な作りで､Ｂ級西部劇とも大味なだけの大作西部劇とも一線を画する傑作だと思う。

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