商品について
Dolby Atmos、DTS:X、HDR、HEOSなど最新機能を網羅したモデル
Dolby Atmos、DTS:X、HDR、HEOSなど最新機能を網羅したモデル
■Sound - 徹底した高音質設計
・Dolby Atmos、DTS:X、DTS Virtual:Xに対応
・最大出力175Wの7chディスクリート・パワーアンプ
・シンプル&ストレートなプリアンプ、ボリューム回路
■Picture - 4K Ultra HD / HDCP 2.2 / HDRに対応
・6入力/1出力すべてのHDMI端子がHDCP 2.2に対応
・4K Ultra HDパススルー対応(60p / HDCP 2.2 / BT.2020 / HDR10 / Dolby Vision / HLG)
■Network Audio - HEOSテクノロジーを搭載
・音楽ストリーミングサービス、インターネットラジオ対応(Amazon Music / AWA / Spotify / SoundCloud / TuneIn)
・5.6 MHz DSD & ハイレゾ音源対応(ミュージックサーバー& USB)
・Bluetooth、AirPlayにも対応
■Usability - 多彩な機能をもっと使いやすく
・新たにPhono入力(MM)を装備
・iOSデバイス / Android / Kindle Fire対応リモコンアプリ 「Denon 2016 AVR Remote」
・2.4 / 5 GHz デュアルバンドWi-Fi(IEEE 802.11 a/b/g/n)対応
・セットアップアシスタント & 日本語GUI
AVR-X1500Hは人気を博した前モデルからコンセプトや機能を引き継ぐが、フォノ入力端子(MM)が新たに追加。近年のレコードブームもあり、歓迎すべきアップデートだ。ネットワークオーディオ再生は、同社の「HEOS」機能を搭載。スマホのアプリから快適に操作でき、各種ストリーミングにも対応。5.6MHz DSDも再生できるなどハイレゾ対応も充実する。
ハイレゾ再生で、ボーカルの定位が明瞭で音像の大きさも適正。2chでも豊かな空間の広がりが感じられ、キレの良さ、空間の見通しも特筆に値する。プリアンプセクションに注入された数々のHi-Fi的アプローチが音に現れているといえる。
サラウンド再生では、音が出た瞬間にアンプとしての質の高さを実感。音楽BDでは、大編成のオーケストラを透明感高く、開放的に鳴らす。S/Nが良く微少音の再現にも優れる。映画BD『ラ・ラ・ランド』では静寂もしっかりと描き、ボーカルの抑揚もダイナミックに表現する。
優れた音質に加えて、機能も盛りだくさん。コストパフォーマンスの高さは“異常”と言えるレベルだ。入門者から買い換え目的のマニアまで幅広くおすすめしたい良品と言える。
文:鴻池賢三
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。