商品説明
商品説明
内容紹介(出版社より)
本著は前著『洋画家南薫造 交友関係の研究』の『補遺と余話』としてまとめた。前著では南薫造の明治35年に東京美術学校入学以来の師弟関係及び友人関係を時系列的に並べて、日記の記述、書簡・はがき、美術誌等の記述から、交友関係の内容を書いた。本著では、前著執筆中に集めた多くの資料で、前著の性質上掲載できなかったものの中から貴重なものを補遺として記録することを目的としている。この機会を使って、前著に書き落としたこと、間違って書いたことを加筆訂正し、また前著を出版した後に入手した関連情報を書き加えている。 南は昭和25年1月に疎開先の生地広島県安浦町で急逝しており、戦後は生前の美術界での活躍に比して、業績が忘れられていた感があった。残された資料を記録に残そうと試みた前著の続きとなる一冊である。