商品説明
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内容紹介(「BOOK」データベースより)
戦前の日本でキリスト者として生きる苦難。牧師となり、渡米後の日系人強制収容所での生活。父への授洗、ワシントン州での布教活動…。息子として、夫として、親として、そしてキリスト者としての思いをいきいきと語る自伝。
目次(「BOOK」データベースより)
アメリカ上陸/第1部 日本での年月(神社で見つけた銅貨の誘惑/柿泥棒/人生をよぎる影/釣られた魚//鉄拳制裁/屈服すべきか、せざるべきか/日本陸軍、しまいには私を出し抜く/大尉と私/父を裏切る息子/仮入学の学生/青二才の牧師)/第2部 アメリカでの年月(テキサス、いよいよやって来たぞ/サンタバーバラでの初めての夏のヴァケーション/とうとう結婚する/ボストン大学に進む/波立つ真珠湾/二世の兵士/「訂正をお願いします」/悪気のない小さな嘘/母教会の再開/父への手紙/神への約束は果たされた/不惑の弟の新たな人生/岩の上に立つ教会)/第3部 日米の架け橋として(裏切り息子の帰還/父の死/愛の負債を償う)/勲五等瑞宝章
著者情報(「BOOK」データベースより)
シマダシゲオ島田重雄。1906年、金沢市に生まれる。33年、関西学院大学神学部を卒業し、牧師となる。35年、渡米。ボストン大学神学校で神学修士号取得。42〜45年、日系人強制収容を体験。45年にサンフランシスコの母教会に帰る。50年スポケーンに移り、ハイランドパーク教会の牧師となる。71年〜75年、聖和女子大学(西宮)で教鞭をとる。94年、シアトルで没した池田年穂(イケダトシホ)1950年、横浜市に生まれる。慶應義塾大学文学部卒業後、同大学院修士課程修了。現在、慶應義塾大学教授。専攻、移民論、移民文学。主な訳書にユエンフォン・ウーン『生寡婦ー広東からカナダへ、家族の絆を求めて』(カナダ首相出版賞翻訳部門受賞、風響社、2003年)等がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)