商品説明
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内容紹介(出版社より)
近年、後発福祉国家としての韓国に関する研究は日本でも盛んだが、本書は韓国の研究者が民主化以降の福祉政治における多様なアクター間の活発な相互作用を歴史的に分析し、それが韓国福祉国家の特徴に及ぼした影響を明らかにした労作。待望の訳書。 原著者による日本語版への序文 はじめに 凡例第1章 韓国の福祉国家と福祉政治をどうみるか第1部 理論編第2章 理論的検討 1 福祉国家の発展と変化に関する諸理論 2 分析視点と研究方法第3章 韓国の福祉政治と制度 1 福祉政治と利益代表制度 2 韓国福祉国家と利益代表制度 3 選挙制度と福祉政治 4 小括第4章 韓国福祉政治における主要アクター 1 労働運動 2 市民運動 3 政党 4 大統領と官僚制第2部 分析編第5章 国民基礎生活保障の導入 1 国民基礎生活保障法制定の背景 2 国民基礎生活保障法の制定過程とアクター間の相互作用 3 小括第6章 年金改革 1 第1次年金改革の政治 2 第2次年金改革の政治 3 小括第7章 盧武鉉政権以降における保育政策の変化 1 保育政策の展開 2 保育政策決定の政治 3 小括第8章 老人長期療養保険の導入 1 老人長期療養保険導入の背景と過程 2 政策決定過程の政治 3 小括第9章 ソウル市青年手当の導入 1 社会運動、協力的ガバナンス、制度内活動家 2 ソウル市青年政策のガバナンス構造と制度内活動家 3 青年手当政策の決定過程 4 小括第3部 結論第10章 韓国福祉政治の特徴とインプリケーション 参考文献 面談記録 訳者あとがき 索引
目次(「BOOK」データベースより)
韓国の福祉国家と福祉政治をどうみるか/第1部 理論編(理論的検討/韓国の福祉政治と制度/韓国福祉政治における主要アクター)/第2部 分析編(国民基礎生活保障の導入/年金改革/盧武鉉政権以降における保育政策の変化/老人長期療養保険の導入/ソウル市青年手当の導入)/第3部 結論(韓国福祉政治の特徴とインプリケーション)
著者情報(「BOOK」データベースより)
キムヨンスン金榮順。ソウル大学校政治学科博士課程修了。国際労働機構(ILO)研究員と韓国保健社会研究院(KIHASA)研究員を経て、2004年にソウル科学技術大学校に着任。現在、同大学校教授。研究分野は、韓国と西ヨーロッパの福祉国家と福祉政治、福祉態度、年金政治、福祉政策とジェンダーなど金成垣(キムソンウォン)東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。博士(社会学)。東京大学社会科学研究所助教、東京経済大学経済学部専任講師・准教授、明治学院大学社会学部准教授などを経て、東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は、福祉社会学、比較福祉国家論松江暁子(マツエアキコ)首都大学東京大学院人文科学研究科単位修取得満期退学。博士(社会福祉学)。明治学院大学社会学部副手を経て、国際医療福祉大学医療福祉学部准教授。専門は、社会保障、貧困に対する支援(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)