商品説明
商品説明
内容紹介(「BOOK」データベースより)
『国保が人を殺す』と言われてから23年。保険証を取り上げられ、受診が遮断され、命を失う人びとがあとを断たない。暮らしを破壊するほど高い保険料・税に滞納者は2割を超える。国保制度は崩壊の危機にある。この危機に、政府がすすめる「広域化」「一元化」は救いとなるのか?国保広域化の本当のねらいと現在の国保制度の問題点、市町村国保だからできたこと、そして、編者たちがめざす国保制度についての提言をまとめた。
目次(「BOOK」データベースより)
第1章 国保広域化は何を狙うのかーなぜ市町村国保でなければいのちは守れないのか/第2章 高すぎる国民健康保険料と国保等の広域化/第3章 社会保障運動は国保をどう充実してきたか(町村の国保担当者も議会も「国保は私たちの手で」とー長野のとりくみ/「資格証明書・ゼロ」への取り組みーさいたま市 ほか)/第4章 国民健康保険の歴史ー市町村国保はいかにつくられたのか(戦前から一九五八年新国保法までー国民医療を守ろうとしてきた自治体の歴史/新国民健康保険法成立とその背景)/第5章 提言・住民の健康とくらしを守る国保へー国民皆保険の土台、顔の見える市町村国保再生へー(国庫負担の増額と改革ー国保料(税)を抜本的に引き下げる/だれもが払える国保料(税)に改革する ほか)/資料・平成20年度全国市町村国保会計収支