商品説明
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内容紹介
知識とは何か。そもそも人は本当に何かを知ることができるのか。われわれの知の基盤を揺るがす哲学の宿痾・懐疑論に正面から挑戦。古代のピュロン主義からヒューム、ゲチア問題など多彩な論点を検討し、懐疑論に挑んだウィトゲンシュタインやムーアらの議論を紹介しつつ、知の本質を問い、懐疑論克服の道筋を示唆する雄勁な思索の軌跡。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
近年の哲学における認識論復活の立役者・懐疑論。下手に手を出すと哲学的自殺に陥りかねない難敵だが、にもかかわらず、どうしてこんなに魅惑的なのか?本書は、多彩な議論によって懐疑論の魅力を存分に紹介しつつ、克服への確かな道筋を示す。
目次(「BOOK」データベースより)
ゲチア問題(問題の所在/阻却可能性分析を擁護する)/「知る」は指標詞か/不変主義ー「知る」の厳格な用法とルーズな用法/実験哲学ーハンナは土曜日に銀行が営業していることを知っていたか/懐疑と確実性ームーアとウィトゲンシュタイン/懐疑論論駁ームーア的または否定神学的アプローチ/外部世界の実在に対するデカルト的懐疑/帰納の正当性に対するヒュームの懐疑/懐疑論に対する文脈主義の解決/共有知とゲームの解(ヒュームの懐疑論的論証/純粋理性のアンチノミー/規則遵守のパラドクス)
著者情報(「BOOK」データベースより)
神山和好(カミヤマカズヨシ)1954年、埼玉県生まれ。東京教育大学文学部フランス語学フランス文学科(フランス文学専攻)入学、同哲学科の転科し卒業。筑波大学大学院博士課程哲学・思想研究科(哲学専攻)単位取得退学。茨城工業高等専門学校講師、助教授を経て、茨城工業高等専門学校人文科学科教授。専門は、哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)