商品説明
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内容紹介(出版社より)
従来、清沢満之のものとされてきた晩年のテキストを、弟子たちの回想文や清沢の書簡などの二次資料をもとに分析し、清沢晩年の思想的精華といわれてきた「精神主義」の本質に迫る。第一章 清沢満之と『精神界』第二章 「雑誌『精神界』所収論文」を検証する第三章 それぞれの「精神主義」第四章 清沢満之の「精神主義」むすび
内容紹介(「BOOK」データベースより)
清沢満之が晩年に唱導したとされる思想「精神主義」とは、いかなる思想だったのかー。従来清沢のものと見なされてきた晩年のテキストの一つ一つに分析のメスを入れるとともに、弟子たちによって書き残されている回想文や清沢の書簡などの二次資料をもとに、「精神主義」と呼ばれてきた思想の謎と本質に迫る。
目次(「BOOK」データベースより)
第1章 清沢満之と『精神界』(「宗教的信念の必須条件」をめぐって/批判の嚆矢 ほか)/第2章 「雑誌『精神界』所収論文」を検証する(『精神界』分析のための視点/各論の分析および考察 ほか)/第3章 それぞれの「精神主義」(暁烏敏の文と思想/多田鼎の文と思想 ほか)/第4章 清沢満之の「精神主義」-暁烏敏との関係を中心に(「精神主義」再考にあたって/清沢満之と暁烏敏ー師弟の出会い ほか)
著者情報(「BOOK」データベースより)
山本伸裕(ヤマモトノブヒロ)1969年生まれ。山口県出身。東洋大学文学研究科仏教学専攻博士後期課程単位取得退学、東京大学文学部思想文化学科倫理学専修課程卒業。文学博士(大谷大学)。専門は倫理学、日本倫理思想史、インド大乗仏教。真宗大谷派親鸞仏教センター研究員を経て、2010年4月より同センター嘱託研究員、2011年1月より東京大学東洋文化研究所特任研究員として勤務するほか、東京医療保健大学等で非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)