商品説明
商品説明
内容紹介(出版社より)
「知と文化の集積地」はいかにして作られてきたか?江戸時代の「書店」の誕生から、明治以降の東京古書界の変遷まで、本の街の歴史を詳細にたどる。<内容より>●本のセドリの誕生と江戸時代の「本屋仲間」●古書の価値創造の先駆者、江戸末期の達摩屋五一(だるまやごいち)●幕府崩壊で大口顧客を失った東京古書界が生き残れた理由●明治前半まで芝神明町・日蔭町が東京随一の古書街だった背景●有斐閣、三省堂、冨山房…大古書街・神田神保町を生んだ第一波●大正・昭和期の代表的古書店・一誠堂の「店員教育」●戦後の古書界の復興と業界の未来序章 本屋はなぜ新刊本屋と古本屋に分かれたのか第一章 セドリと古本屋の誕生 江戸時代までの書店ビジネス第二章 大デフレと本屋仲間の解体 明治ゼロ年代第三章 一大古書街・芝神明と漢籍ブーム 明治十年代〔一〕第四章 東京大学誕生と神保町の台頭 明治十年代〔二〕第五章 東海道線全通と神保町第二の波 明治二十年代第六章 靖国通り開通と神保町第三の波 明治三十年頃から大正二年の大火まで第七章 古書組合の誕生と関東大震災 明治末から大正末まで第八章 古本屋の学校・一誠堂の躍動 昭和ゼロ年代第九章 戦争をくぐり抜けて 昭和十年代第十章 戦後の復興と発展 昭和二十年から昭和後期まで終章 古本屋の現在と未来あとがき
内容紹介(「BOOK」データベースより)
「知と文化の集積地」はいかにして作られてきたか?江戸時代の「書店」の誕生から、明治以降の東京古書界の変遷まで、本の街の歴史を詳細にたどる。
目次(「BOOK」データベースより)
序章 本屋はなぜ新刊本屋と古本屋に分かれたのか/第一章 セドリと古本屋の誕生 江戸時代までの書店ビジネス/第二章 大デフレと本屋仲間の解体 明治ゼロ年代/第三章 一大古書街・芝神明と漢籍ブーム 明治十年代〔一〕/第四章 東京大学誕生と神保町の台頭 明治十年代〔二〕/第五章 東海道線全通と神保町第二の波 明治二十年代/第六章 靖国通り開通と神保町第三の波 明治三十年頃から大正二年の大火まで/第七章 古書組合の誕生と関東大震災 明治末から大正末まで/第八章 古本屋の学校・一誠堂の躍動 昭和ゼロ年代/第九章 戦争をくぐり抜けて 昭和十年代/第十章 戦後の復興と発展 昭和二十年から昭和後期まで/終章 古本屋の現在と未来
著者情報(「BOOK」データベースより)
鹿島茂(カシマシゲル)1949年、神奈川県横浜市生まれ。フランス文学者、評論家、作家。東京大学文学部仏文学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位修得満期退学。明治大学名誉教授。当初はフランス文学の研究翻訳を行っていたが、1990年代に入り活発な執筆活動を開始。1991年『馬車が買いたい!』(白水社)でサントリー学芸賞、1996年『子供より古書が大事と思いたい』(青土社)で講談社エッセイ賞、2000年『職業別パリ風俗』(白水社)で読売文学賞を受賞。膨大な古書コレクションを有し、東京都港区に書斎スタジオ「NOEMA images STUDIO」を開設。2017年、書評アーカイブサイトALL REVIEWSを開始。2022年には神田神保町に共同書店PASSAGEを開店(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)