商品説明
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内容紹介(出版社より)
学術雑誌の歴史から、科学のあり方を問い直す──。科学ジャーナルはいつ誕生し、いかにしてその地位を確立したのか。科学者はなぜ論文を投稿するようになったのか。19世紀イギリス・フランスの学協会やメディアを中心に、商業化、オープン化、査読、不正など現代の学術ジャーナルにも通ずる課題の根源を解き明かす。序 章 「ばらばらの事実の破片」第1章 雑誌とアカデミーの判定 オルデンバーグの計画の誕生と衰退 梗概と書簡 オーサーシップと毎月あらわれる貧しき熱狂者 転載、およびその他のきわめて不適切な行為第2章 公開会合 会議録の誕生 代表の政治学 -- 自由主義の新聞・雑誌と科学アカデミー ジャーナリスト対報告者 祭壇に対抗して祭壇を作る第3章 著者と査読者 オーサーシップと区分 判定方法の試行錯誤 読書する公衆と公的な読者 公的な権威から匿名の査読者へ第4章 発見、出版、知的財産 日付を特定するために 科学史の書き方 開かれた科学の地政学第5章 科学論文とはなにか 19世紀中盤の逐次刊行 印刷、名称、自然誌 科学論文と境界第6章 19世紀末のアクセスの空想 科学の脱中央集権化 科学の定期刊行物の機構 世界システム終 章 インパクトのある話 謝 辞 解説(伊藤憲二) 訳者あとがき 注 略語一覧 図版一覧 索 引
内容紹介(「BOOK」データベースより)
科学ジャーナルはいつ誕生し、いかにしてその地位を確立したのか。科学者はなぜ論文を投稿するようになったのか。19世紀イギリス・フランスの学協会やメディアを中心に、商業化、オープン化、査読、不正など現代の学術ジャーナルにも通ずる課題の根源を解き明かし、科学のあり方を歴史的に問い直す。
目次(「BOOK」データベースより)
序章 「ばらばらの事実の破片」/第1章 雑誌とアカデミーの判定/第2章 公開会合/第3章 著者と査読者/第4章 発見、出版、知的財産/第5章 科学論文とはなにか/第6章 一九世紀末のアクセスの空想/終章 インパクトのある話
著者情報(「BOOK」データベースより)
柴田和宏(シバタカズヒロ)岐阜大学地域科学部准教授。2014年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学伊藤憲二(イトウケンジ)京都大学大学院文学研究科准教授。2002年、ハーヴァード大学大学院にてPh.D.(科学史)を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)