商品説明
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内容紹介(出版社より)
初出し超貴重「かぜうどん」映像を収録! 最終巻収録演目は、『植木屋娘』と『かぜうどん』。『植木屋娘』は、東京ではほとんど演る人のいない上方噺。今回収録の高座は、本来のサゲではないかたちのハッピーエンド。植木屋夫婦も寺小姓の伝吉も皆いい人で、めでたしめでたし・・・という、枝雀らしい良い噺。娘を心配してヤキモキする親心が、世の父親の心にグッと響く一方、奥手と思われた娘が実は・・・という、複雑さが隠し味? 微笑ましく、心があったかくなります。 一方『かぜうどん』は、東京では『うどん屋』でおなじみ。寒い季節に枝雀の『うどん屋』を見た後は、帰り道に我慢できずにうどん屋さんに飛び込んだ、と評者の小佐田氏が書いていますが、まさに熱々のうどんが食べたくなるような、全編を冬の夜の寒さが貫いている一席です。後年はカットしたくだりも演じている40代の貴重な映像です。 インタビューには、「笑点」でおなじみ春風亭昇太師匠が、落語家になりたての頃に出会った枝雀師匠との感激のエピソードを語ります。■特設サイトhttp://www.shogakukan.co.jp/pr/shijakudvd/two/index.html 【編集担当からのおすすめ情報】 第2シリーズ全10席、第1シリーズを合わせると全20席、すべてがDVD初出し映像です。第1シリーズ第1巻の前口上に述べたとおり、数多の枝雀商品が出ているなか、この20席がこれまで出なかったのには理由があります。 それは、落語に力が入るあまりに仕草が大きすぎたり、予想不可能な動きをしたりしているため、画面からはみ出してしまっているため。つまり、それだけ枝雀らしい、エキサイティングな高座だということです。 おなじみの演目から、珍しい上方噺まで。是非、全高座味わって、お腹を抱えて大笑いしたり、ホロリとしたりしてください!
目次(「BOOK」データベースより)
枝雀と私 第5回(vol.10)(春風亭昇太)/高座解説 植木屋娘(小佐田定雄)/速記 植木屋娘/高座解説 かぜうどん(小佐田定雄)/速記 かぜうどん