商品説明
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内容紹介
環境破壊、民族紛争、いじめや過労死に見られる生命の尊厳の危機など、現代社会が直面している深刻かつ巨大な問題群に哲学はいかに応えうるのだろうか? 人権思想の史的考察とヘーゲルの欲求の哲学を軸に現代の問いに臨む力作。一 序 論ー「人間」への問いと人権の思想・哲学の欲求の立場 二 現代日本社会における人間の「生命」の諸問題 -人権の思想の立ち向かう現実 二・一 「いじめ」と子どもの人間としての「生命」 二・二 過労死と労働者の人間としての「生命」 二・三 生命保険における「生命」理解 二・四 環境問題における人間の「生命」 二・五 現代日本社会における人間のアトム化 三 「生命」の欲求の主体としての人間ー人権の思想・総論 三・一 『世界人権宣言』の思想 三・二 人権の思想の展開 三・三 社会的自由と内的自由 四 主体としての人間の形成の諸相 -人権の思想・各論 四・一 現代社会における社会福祉 四・二 子どもの人間としての形成ー授業の成立の過程を通して 四・三 文化の主体の形成 四・四 平和の思想 四・五 内的自由 五 現代における哲学の欲求 -人権の思想の基礎づけ 五・一 「欲求」概念の主題化ーヘーゲルの「哲学の欲求」論 五・二 「哲学の欲求」の現代的意味 五・三 人間中心主義に対する批判 五・四 意識の目的論的把握 五・五 欲望の氾濫と日本的心情 五・六 「欲求の哲学」-「生」への転回の前提 六 結 論 -「人間」への問いに対する人権の思想・哲学の欲求の 立場からの答え
内容紹介(「BOOK」データベースより)
環境破壊、民族紛争、いじめ・過労死に見られる生命の尊厳の危機等ー現代が抱え込んだ深刻な問題群に哲学はいかに応えうるのだろうか。人権思想と欲求の哲学を軸に現代の問いに挑む力作。
目次(「BOOK」データベースより)
1 序論ー「人間」への問いと人権の思想・哲学の欲求の立場/2 現代日本社会における人間の「生命」の諸問題ー人権の思想の立ち向かう現実/3 「生命」の欲求の主体としての人間ー人権の思想・総論/4 主体としての人間の形成の諸相ー人権の思想・各論/5 現代における哲学の欲求ー人権の思想の基礎づけ/6 結論ー「人間」への問いに対する人権の思想・哲学の欲求の立場からの答え