商品説明
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内容紹介(出版社より)
南スーダンの牧畜民ディンカ人を対象とした宗教民族誌。無文字社会における従来の信仰と実践の理解を大きく揺さぶった本書は、やはり同じ地域の牧畜民を論じたエヴァンズ=プリチャードの『ヌアー族の宗教』と双璧をなす、社会人類学の古典的名著である。寡作だった著者の主著でもあり、長らく邦訳が待たれていた。監訳者による詳細な解説は、より深い理解の助けとなることだろう。監訳者まえがきはじめに序論 第1部第一章 天地の分かれ第二章 神的なるものの唯一性と多数性(1)--自由神霊第三章 神的なるものの唯一性と多数性(2)--クラン神霊第四章 神性と経験 第2部第五章 簎矠の長の神話第六章 経験の操作ーー祈願と祈祷第七章 経験の操作ーー象徴的行為第八章 生きたままの埋葬解説:ディンカとともに考える人類学(出口顯)監訳者あとがき
内容紹介(「BOOK」データベースより)
ディンカ的なところがわれわれにもあるのではないか。南スーダンの牧畜民を対象とした宗教民族誌。生涯でわずか2冊しか本を残さなかったリーンハートのあの名著が、刊行から約60年を経ていよいよ邦訳なる!
目次(「BOOK」データベースより)
序論/第1部(天地の分かれ/神的なるものの唯一性と多数性(1)-自由神霊/神的なるものの唯一性と多数性(2)-クラン神霊/神性と経験)/第2部(〓〓の長の神話/経験の操作ー祈願と祈祷/経験の操作ー象徴的行為/生きたままの埋葬)
著者情報(「BOOK」データベースより)
リーンハート,ゴドフリー(Lienhardt,Ronald?Godfrey)1921年イギリスのヨークシャーに生まれる。はじめケンブリッジ大学で英文学を学ぶが、後に社会人類学に転ずる。1949-1972年オックスフォード大学社会人類学研究所講師、1972-1988年同教授。南スーダンのディンカとアニュアで調査に従事。アフリカの神話や宗教、世界観に関する研究だけでなく、社会人類学の歴史の洞察についても令名を馳せた。オックスフォードアフリカ文芸叢書の編集委員も務めた。1993年に死去出口顯(デグチアキラ)1957年、島根県生まれ。筑波大学卒業、東京都立大学大学院博士課程中退。1996年博士(文学)。島根大学教授坂井信三(サカイシンゾウ)1951年、東京都生まれ。南山大学卒業。東京都立大学大学院博士課程満期退学。2001年博士(社会人類学)。南山大学教授佐々木重洋(ササキシゲヒロ)1966年、大阪市生まれ。京都大学大学院博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。名古屋大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)