商品説明
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内容紹介(出版社より)
人はそれぞれ何か唯一のものを信じている。相対性も絶対的に、多様性も一元的に主張する。唯一の神が複数存在し、そのなかで人々がうごめく世界社会。誰もが共存を欲し、しかし自己の優越性は疑わない。包摂に逆らうものは排除され、寛容に抗うものは容赦されない。共有や通底、共同の感情形成は望めなくとも、せめて共鳴は可能か。宗教が拓く世界社会のコミュニケーションを論じていく。序 章 ポスト宗教時代の宗教 本書の前提 第1部 宗教の機能喪失とその未来第1章 世俗化と宗教の未来 第2章 世界の脱呪術化、近代の学問、宗教の未来 第3章 脱宗教化という宗教と宗教が拓く未来 日本のパラドクス 第2部 宗教から語る第4章 他の宗教に語りかけることはできるか 第5章 ルターの自由理解は文化の壁を超えられるか 第6章 日本のキリスト教に見る世俗と超越 第3部 宗教が拓くコミュニケーション第7章 宗教は不可欠か 第8章 宗教的コミュニケーションの社会的重要性 第9章 世界社会における人権、人間愛、そしてキリスト教 終 章 宗教的コミュニケーションの共鳴
目次(「BOOK」データベースより)
ポスト宗教時代の宗教ー本書の前提/第1部 宗教の機能喪失とその未来(世俗化と宗教の未来/世界の脱呪術化、近代の学問、宗教の未来/脱宗教化という宗教と宗教が拓く未来ー日本のパラドクス)/第2部 宗教から語る(他の宗教に語りかけることはできるか/ルターの自由理解は文化の壁を超えられるか/日本のキリスト教に見る世俗と超越)/第3部 宗教が拓くコミュニケーション(宗教は不可欠か/宗教的コミュニケーションの社会的重要性/世界社会における人権、人間愛、そしてキリスト教)/宗教的コミュニケーションの共鳴
著者情報(「BOOK」データベースより)
土方透(ヒジカタトオル)聖学院大学教授。Soziale Systeme:Zeitschrift f¨ur soziologische Theorie学術顧問。専門は社会学。中央大学にて法律学、同大学院文学研究科にて社会学を学ぶ。社会学博士。Forschungsinstitiut f¨ur Philosophie Hannover,W¨urzburg大学哲学部、D¨usseldorf大学哲学部等、ドイツの研究機関において客員教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)