村上名産塩引き鮭 一鰭(いちびれ)(カマ)1切越後村上では昔から塩引き鮭は大晦日の年取り魚として食されています。
特に「塩引き鮭の一びれ」はお正月に年神様をお迎えするためお供えされています。
一尾より2切れしかとれない貴重品です。

越後村上では昔から塩引き鮭は大晦日の年取り魚として食されています。
特に「塩引き鮭の一びれ」はお正月に年神様をお迎えするためお供えされています。
大きなヒレの部分をそのまま残した“一鰭(いちびれ)”は、塩引き鮭ー尾から2切れしか取れない貴重な部位【カマ】の部分のこと。
村上では昔から塩引鮭の一びれは神棚に供えたあと、その家の家長の膳にのるしきたりがあります。
一切れは神様にお供えし、そしてもう一切れは一家の大黒柱しか食べることを許されませんでした。
それは、この【一びれ】が鮭が生まれた時から一生を終えるまで一時たりとも休むことなく動き続け、果ては体が止まっても動き続けた、という故事に由来します。
それだけ強い生命力をもつ場所として、一家の大黒柱がそれにあやかるべく食したというのです。
※冷凍でお届けの場合は冷蔵庫に移し、解凍をしてから焼いてお召し上がりください。