商品説明
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内容紹介(「BOOK」データベースより)
敗戦後一九五一年までの被占領時代の体験や、新憲法があたえてくれたうれしい衝撃と、その重要性。敗戦から現在にいたるまでの間に、さまざまな人びとによって築かれてきた、反戦平和の努力と思想。若い世代の、平和への強いねがいと行動などが書かれている。第一章では、自分の息子の少年兵志願を許可してしまい、亡くしてしまった体験をとおして、「ほんとうのことを知らないことの罪」に思いいたった女性の体験と、被爆のさいに見た地獄を原点に、教師として被爆者運動の旗手の一人として、死者とともに、原爆とたたかいつづける体験が語られている。また、第二章には主に被占領期の体験。第三章には、平和な世界を築くために力をつくしている方がたの体験を、若い人びとの活動もふくめて紹介している。
目次(「BOOK」データベースより)
第1章 平和へのねがい(「平和をねがってこゝに眠る」-墓碑銘にきざまれた母の戦争体験(米田佐代子)/にんげんをかえせー体と心のなかの原爆とたたかいつづける田川時彦さん(古田足日))/第2章 敗戦とともに(ぼくの第二の誕生(森与志男)/飢え死にした子どもたちー「食糧難」は戦後もつづいた(米田佐代子)/日本国憲法との出会い(増田れい子) ほか)/第3章 再び「戦争」を起こさないために(「教え子をふたたび戦場に送るな」を合い言葉にー平和をねがう教師として(東谷敏雄/米田佐代子)/砂川・米軍基地拡張反対闘争(きどのりこ)/平和運動ひとすじにーはじめての原水爆禁止署名から半世紀(小沢清子) ほか)
著者情報(「BOOK」データベースより)
古田足日(フルタタルヒ)1927年愛媛県生まれ。早稲田大学露文科中退。児童文学作家・評論家米田佐代子(ヨネダサヨコ)1934年東京都生まれ。東京都立大学人文学部卒業。都立大学助手、千葉大学・専修大学講師などを経て、山梨県立女子短期大学教授。2000年3月退職。日本近現代女性史専攻西山利佳(ニシヤマリカ)1961年宮崎県生まれ。都留文科大学国文科卒業。東京学芸大学大学院修士課程修了。城西大学付属城西中学・高等学校国語科非常勤講師。日本児童教育専門学校講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)