商品説明
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内容紹介(出版社より)
〈取り返しのつかぬものに酔い痴れた私の精神の眼を覚すのは、どんな夜明けだろうか〉--祖国からパリに移り3年。のちにフランス語による著作で「暗黒のエッセイスト」の名を馳せる著者が、母国語で書いた最後の一冊。熱狂的なリリシズムに溢れ、パリ文化の影響を受けて東欧的な激情から変遷していくシオランの軌跡がうかがえる。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
祖国ルーマニアを去り、パリに移り住んで三年。のちに、フランス語による呪詛と冷笑の著作で「暗黒のエッセイスト」の名を馳せることになるシオランの、これは母国語で書いた最後の一冊である。「熱狂的なリリシズム」にとらわれていたという当時の彼ならではの、屈折した詩的文体の妙味を存分に味わえる。