商品説明
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内容紹介(出版社より)
大都市、中小の都市が規模に応じて機能分担をし、ネットワークをつくる。中心部と郊外がありその狭間に農地や山林が介在する。このような歴史的に形成されてきた都市のイメージが崩れ中心部はシャッター街、自動車の利用が街を拡散し、郊外を貫く幹線道路沿いに都市機能が展開する現在、人口減少と進む高齢化から「都市をたたむ」ことが差し迫った課題となっている。技術革新により、産業構造もライフスタイルも大きく変化し、従来の認識の枠組みでは、現代の広域生活圏を捉えきれなくなり、そのため質を高めることもできなくなってきている。本書はドイツの豊富な都市計画の事例を基に、今までとはまったく違った広域空間イメージ、 Zwischenstadt (間にある都市)という概念により、この事態に対応し、空間デザインに焦点を当てることによって、新しい広域計画、地区の計画の可能性を引き出す。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
地域計画、都市計画、都市デザイン、ランドスケープ・デザインなどの技芸を総動員し、現場からどう取り組んだらよいのか。
目次(「BOOK」データベースより)
第1章 人類の大半が暮らす生活空間ー特徴がなく名前の付けようもない空間(国際的な現象である「間にある都市」/古い都市の神話が私たちの視野を遮っている ほか)/第2章 「間にある都市」とは(「間にある都市」の全体像と疑問点/文化と政治の領域での都市の解体 ほか)/第3章 日常生活空間の構成(「システム」と「アゴラ」の葛藤/日常生活がばらばらに分化される ほか)/第4章 デザインの焦点となる「間にある都市」(文化の解釈とデザインに対するアプローチ/美しいものと美しくないもの ほか)/第5章 新しい形の広域計画の展望(「間にある都市」の発展のための概念モデル/広域レベルにおける行政改革の必要性 ほか)
著者情報(「BOOK」データベースより)
ジーバーツ,トマス(Sieverts,Thomas)ベルリン工科大学で都市計画をフリッツ・エッゲリングに学ぶ。建築家。ダルムシュタット工科大学教授を経て、名誉教授。スカット都市計画事務所所長を務めながら欧米各地で新都市計画について講演している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)