商品説明
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内容紹介(出版社より)
主体が相手=敵と「同調」しながら「競争」する行為は武術の特性である。この一見矛盾とも思える身体のはたらきはどのようにして生じるのか、また、勝負を有利に運ぶために双方がその二重性をどう利用しているのか、を身体論や歴史的な指南書から解き明かす。更新日:2025年02月19日
内容紹介(「BOOK」データベースより)
武術では互いに呼吸や動きを合わせて立ち合い(同調)、力と技をぶつけ合う(競争)。それら同調と競争とを二重に備える身体の潜在的なはたらきと、その二重性をどうやって利用すれば自分に有利になるのか、を身体論はもちろんのこと、歴史的な指南書も参照しながら考察する。
目次(「BOOK」データベースより)
第1章 「同調」を取り入れた戦い方/第2章 剣術における「同調」と「競争」の戦略的展開/第3章 「水月移写」にみられる身体感覚の二重性ー同型同調から応答同調への転換/第4章 柔術ー身体的関係性を操作する/第5章 剣術における「精神修養」の目的化ー剣道界の自己矛盾/終章 研究の要約と敷衍
著者情報(「BOOK」データベースより)
西村秀樹(ニシムラヒデキ)1954年、愛媛県生まれ。九州大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)