商品説明
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内容紹介(出版社より)
自分の力で動くことのできない植物は、分布を広げるため、タネにさまざまな工夫を凝らしている。本書では、身近な場所で観察できる草木約200種を取り上げ、実やタネ、花、散布の生態写真とともに、タネが散布される仕組み(風に乗る、はじける、動物や人にくっつく、鳥に食べられ糞で出るなど)を詳しく解説。一般の植物図鑑には載っていない、タネのアップ写真なども多数収録。この本は、命のカプセル=タネの形態的な特徴と散布方法との関係を解説したハンディ図鑑です。街や公園、池や田んぼ、河原など身近な環境で見られる草木約200種を収録しました。実やタネの写真だけでなく、タネが散布される様子がわかる生態写真や、植物の同定に役立つ花や葉の写真も多数掲載。実際の観察に役立つよう、タネの写真にはすべて縮尺を記しました。また、可能な限りタネの写真は原寸大で表示しました。タネがどのように運ばれるのかを、読みやすく魅力的な文章で解説し、タネの形が似ている種に関しては、写真を並べて識別ポイントを記しました。1つの実に何個のタネが入っているのか、というデータもできる限り記しています。初心者にも理解しやすいよう、専門用語の使用はできるだけ少なくし、使った場合には注釈を付しています。庭や街路に植栽される草木も多数掲載しており、ガーデニング愛好家にもおすすめです。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
草木約200種の実やタネ、花などの写真とともに、タネが散布される仕組みを解説。
目次(「BOOK」データベースより)
風散布(ふわふわ)-綿毛や冠毛をもち、風にふわふわ漂うタネ/風散布(ひらひら)-回転翼やグライダー翼をもち、空を飛ぶタネ/風散布(微細)-微細でほこりのように舞うタネ/水散布ー水流に乗って流れたり、雨滴に弾かれたりするタネ/自動散布ー乾いて縮む力や水の圧力を用いて、自ら弾け飛ぶタネ/動物散布(付着)-カギ針や逆さトゲ、粘着質などで、人や動物にくっつくタネ/動物散布(被食=周食)-鳥や動物が果肉などの可食部分を食べることで運ばれるタネ/動物散布(貯食)-小動物や鳥が貯え、一部を食べ残すことで運ばれるタネ/動物散布(アリ)-アリを誘引してアリに運ばれるタネ
著者情報(「BOOK」データベースより)
多田多恵子(タダタエコ)東京都生まれ。東京大学博士課程修了。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)