商品説明
商品説明
内容紹介(出版社より)
(初版1987年12月刊行)「種の起源」の著者,ダーウィンが71歳(1880年)の時に出版した“The Power of Movement in Plants”の日本初出の翻訳書で,植物の生長生理学の古典であり原典である.植物が動かぬ物と考えられていた当時に,あらゆる植物のすべての部分は生長している限り運動していることを明らかにした画期的な本である.
目次(「BOOK」データベースより)
芽生えの回旋運動/芽生えの運動と生長に関する一般的な考察/幼根の先端の接触などの刺激に対する感受性/生長を終った植物各部分の回旋運動/回旋運動から変わってきた運動:よじのぼり植物ー上偏生長および下偏生長による運動/回旋運動から変わってきた運動:睡眠運動、すなわち暗屈性運動とその効用ー子葉の睡眠/回旋運動から変わってきた運動:本葉の暗屈性運動、すなわち睡眠運動/回旋運動から変わってきた運動:光刺激による運動/植物の光感受性:その影響の伝播/回旋運動から変わってきた運動:重力刺激による運動/重力刺激に対する感受性の局在とその影響の伝播/要約と結論
著者情報(「BOOK」データベースより)
ダーウィン,C.(Darwin,Charles)1809-1882。英国Shrewsburyに生れる。Edinburgh,Cambridgeの両大学に学んだ後、調査船ビーグル号に乗船する。「ビーグル号航海記」「種の起源」など多数の著作を残し、進化論をうちたてた渡辺仁(ワタナベシノブ)1961年神戸大学理学部生物学科卒業。1966年東北大学大学院理学研究科博士課程中退後、岩手大学、神戸大学を経て、1987年高知大学教授・理学博士。この間二度にわたりオーストリア、グラーツ大学にてカール・ウムラート教授のもとで植物運動の研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)