商品説明
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内容紹介
「植物観察」といっても、その目的や手法は様々です。本書では、フィールドに出かけたり、顕微鏡をのぞいたり、栽培してみたり、刻んでみたり、とあらゆる手段を使って観察した、植物たちの姿を紹介しています。多数の画像を使い丁寧に紹介しているので、観察の過程や植物の変化が、とても分かりやすく、そこには、今まで誰も気が付いていなかったような、驚きの植物たちの姿が写し出されています。 また、この本のもう一つの魅力は、その姿までたどり着く、著者の視点と好奇心です。種によって異なる観察ポイント(=おもしろさ)を試行錯誤しながら観察してゆく様子は、観察の“楽しさ”にあふれています。 本書は全部で18章。17種の植物と、植物の生育地(砂浜の変化)の観察を行なっています。植物好きはもちろん、「観察のやり方がわからない」「何を観察すればいいの?」という人にはヒントがいっぱいの、今すぐ観察をはじめたくなる1冊です。ウマノスズクサ〜優しい罠コシノコバイモ〜スプリングエフェメラルショウジョウバカマ〜名前の由来はミズバショウ〜熊の好物?ナニワズ〜はっきりしない雌雄異株とはオウレン〜雄性両全異株かイソスミレ〜日本の固有種 世界最大の群落ケイリュウタチツボスミレ〜渓流沿い植物(1)サツキ〜渓流沿い植物(2)ユキヤナギ〜渓流沿い植物(3)ノハナショウブ〜いずれアヤメかカキツバタオニバス〜驚異と謎の植物 石川県に自生地誕生サネカズラ〜やはり美女葛でもあったコラム ささげ餅ヤドリギ〜根が地に付かない植物クロモ〜水面に立つ花カラスノゴマ〜雄しべの数の不思議ベニバナセンブリとハナハマセンブリ〜美しい外来種加賀海岸の砂丘〜砂に埋もれる御立台
内容紹介(「BOOK」データベースより)
ふとした疑問から、著者の観察ははじまる。その方法や視点は、ちょっと変わったものばかり!?植物たちの、じっとしているように見えて変化し続ける姿をとらえた、おどろきに溢れた1冊。
目次(「BOOK」データベースより)
ウマノスズクサー優しい罠/コシノコバイモースプリングエフェメラル/ショウジョウバカマー名前の由来は/ミズバショウー熊の好物?/ナニワズーはっきりしない雌雄異株とは/オウレンー雄性両全異株か/イソスミレー日本の固有種世界最大の群落/ケイリュウタチツボスミレー渓流沿い植物(1)/サツキー渓流沿い植物(2)/ユキヤナギー渓流沿い植物(3)/ノハナショウブーいずれアヤメかカキツバタ/オニバスー驚異と謎の植物 石川県に自生地誕生/サネカズラーやはり美女葛でもあった/ヤドリギー根に地が付かない植物/クロモー水面に立つ花/カラスノゴマー雄しべの数の不思議/ベニバナセンブリとハナハマセンブリー美しい外来種/加賀海岸の砂丘ー砂に埋もれる御立台
著者情報(「BOOK」データベースより)
本多郁夫(ホンダイクオ)1940年石川県金沢市生まれ。1962年金沢大学理学部生物学科卒業。1962年石川県立高等学校教員。1999年ホームページ「石川の植物」開設。2000年石川県立小松北高等学校長を定年退職。2000年石川県自然史資料整備室嘱託。2005年同退職。2006年石川県立自然史資料館館長。2007年同退職。現在、石川県地域植物研究会幹事、石川植物の会理事。石川県自然保護功労者表彰(2007年6月5日)、環境省自然環境功労者環境大臣表彰・調査・学術研究部門(2012年4月25日)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)