商品説明
商品説明
内容紹介
アポロ計画で月に人類が降りたち月の試料を持ち帰ってから40年以上が経過し,「はやぶさ」による「イトカワ」からのサンプルリターンも成功した今日においても,地球内部の様子を直接観察することは,ほとんど不可能である。火成岩や変成岩は,そんな我々宛に地球内部から発送された小包だと思う。 本書は,筆者が行っている学部向け講義「岩石学」の内容を基本としており,この分野の基礎を学ぶための学部や大学院向けの教科書を想定して書かれている。内容は,オーソドックスな岩石学を中心としているが,造岩鉱物の性質や岩石の成因を理解するために必要な結晶化学や岩石熱力学の重要性も意識し,地質学分野の読者だけではなく固体地球化学を学ぼうとする人にも読んでほしいと思いながら書いた。地球からそして宇宙からの贈り物を開けて,そこから様々なメッセージを読み取ってみませんか。第1章 惑星を構成する物質ー岩石と鉱物第2章 主要な造岩鉱物第3章 相平衡を理解するために第4章 火成作用と火成岩第5章 メルトが関与した相平衡図の基礎第6章 火成岩(マグマ)の化学組成の多様性第7章 花こう岩質岩第8章 変成作用と変成岩第9章 鉱物共生と反応関係の理解第10章 変成相と変成相系列第11章 変成条件の定量的取扱い第12章 温度ー圧力経路第13章 超高圧変成作用・超高温変成作用第14章 付録
内容紹介(出版社より)
アポロ計画で月に人類が降りたち月の試料を持ち帰ってから40年以上が経過し,「はやぶさ」による「イトカワ」からのサンプルリターンも成功した今日においても,地球内部の様子を直接観察することは,ほとんど不可能である。火成岩や変成岩は,そんな我々宛に地球内部から発送された小包だと思う。 本書は,筆者が行っている学部向け講義「岩石学」の内容を基本としており,この分野の基礎を学ぶための学部や大学院向けの教科書を想定して書かれている。内容は,オーソドックスな岩石学を中心としているが,造岩鉱物の性質や岩石の成因を理解するために必要な結晶化学や岩石熱力学の重要性も意識し,地質学分野の読者だけではなく固体地球化学を学ぼうとする人にも読んでほしいと思いながら書いた。地球からそして宇宙からの贈り物を開けて,そこから様々なメッセージを読み取ってみませんか。第1章 惑星を構成する物質ー岩石と鉱物第2章 主要な造岩鉱物第3章 相平衡を理解するために第4章 火成作用と火成岩第5章 メルトが関与した相平衡図の基礎第6章 火成岩(マグマ)の化学組成の多様性第7章 花こう岩質岩第8章 変成作用と変成岩第9章 鉱物共生と反応関係の理解第10章 変成相と変成相系列第11章 変成条件の定量的取扱い第12章 温度ー圧力経路第13章 超高圧変成作用・超高温変成作用第14章 付録
目次(「BOOK」データベースより)
惑星を構成する物質ー岩石と鉱物/主要な造岩鉱物/相平衡を理解するために/火成作用と火成岩/メルトが関与した相平衡図の基礎/火成岩(マグマ)の化学組成の多様性/花こう岩質岩/変成作用と変成岩/鉱物共生と反応関係の理解/変成相と変成相系列/変成条件の定量的取扱い/温度ー圧力経路/超高圧変成作用・超高音変成作用/付録
著者情報(「BOOK」データベースより)
榎並正樹(エナミマサキ)1976年金沢大学理学部地学科卒業、1981年名古屋大学大学院理学研究科地球科学専攻・博士(後期)課程単位取得退学。1981年日本学術振興会奨励研究員、1984年名古屋大学理学部助手、1993年名古屋大学理学部助教授、2000年名古屋大学大学院理学研究科教授、2001年名古屋大学大学院環境学研究科教授などを経て、2012年より現職。2008年日本地質学会賞受賞、2008年Mineralogical Society of America Fellow等。現在、名古屋大学年代測定総合研究センター・教授・理学博士。専攻、地球惑星科学、岩石学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)