商品説明
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内容紹介(出版社より)
明治期から第二次世界大戦までの日本は、アジア各地からの留学生を多数受け入れてきた。なかでも明治大学は留学生を受け入れた主要大学の一つであった。本書では、「民主化」と「留学経験」をキー概念として、留学生が明治大学において何を修得し、何を故郷にもたらしたのか。また、受け入れた側に対して何を残したのか。「アジア留学生」という全体像を、中国政治・日本近代社会思想史・東南アジア史・中国文学・日本法制史・中国近現代史、各分野の専門家たちによって、明らかにしようとするものである。まえがき(高田幸男)第1部 総論 近代アジアの日本留学と明治大学(高田幸男)第2部 留学経験の諸相 第1章 清末・民国期の中国人の「留学経験」と政治・社会の民主化ーー汪精衛と宋教仁、胡適と林語堂、湯良禮と周化人ーー(土屋光芳) 第2章 師尾源蔵と経緯学堂(山泉 進) 第3章 中国人留学生と神田神保町「中華街」の形成と特徴ーー明治末期を中心にーー(鳥居 高) 第4章 胡風の日本留学体験(鈴木将久) 第5章 日治期台湾における台湾人弁護士の誕生(村上一博) 第6章 1930、40年代朝鮮・台湾人の明治大学「留学経験」(高田幸男)付録:韓国・台湾インタビュー記録あとがき
目次(「BOOK」データベースより)
第1部 総論(近代アジアの日本留学と明治大学)/第2部 留学経験の諸相(清末・民国期の中国人の「留学経験」と政治・社会の民主化ー汪精衛と宋教仁、胡適と林語堂、湯良禮と周化人/師尾源蔵と経緯学堂/中国人留学生と神田神保町「中華街」の形成と特徴ー明治末期を中心に/胡風の日本留学体験/日治期台湾における台湾人弁護士の誕生/1930、40年代朝鮮人・台湾人の明治大学「留学経験」)
著者情報(「BOOK」データベースより)
高田幸男(タカダユキオ)中国近現代史。1993年明治大学大学院博士後期課程単位取得退学、2009年明治大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)