商品説明
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内容紹介(「BOOK」データベースより)
大阪市生野区は、在日朝鮮人の住む割合が4〜5人に1人をしめる在日社会と日本人社会の「民族関係」を研究するための格好のフィールドである。本書は、ここ生野区猪飼野で、1987年から今日までのおよそ四半世紀の間、民族関係の定点観測を続けてきた著者によるライフワークともいうべき調査の成果。調査経験をもとに、各パートの末尾に「方法論ノート」もまとめた。
目次(「BOOK」データベースより)
第1部 民族関係の研究(都市とエスニシティー人口減少社会の入口に立って/民族関係の都市社会学)/第2部 猪飼野エスノグラフィ(猪飼野の民族関係覚書ー一九八〇年代/在日社会と都市多民族化/民族文化の“継承”と“顕在”)/第3部 世代間生活史法(問題提起ー猪飼野の工場職人とその家族/在日四世代の口述史/分析と考察ー民族関係と文化継承について)
著者情報(「BOOK」データベースより)
谷富夫(タニトミオ)1951年北海道生まれ。1977年九州大学文学部卒業。1980年九州大学大学院文学研究科博士後期課程退学後、金沢大学、九州大学、広島女子大学、大阪市立大学での勤務を経て、甲南大学文学部教授、大阪市立大学名誉教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)