商品説明
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内容紹介
トマス・トロンイェムが弾く、J.P.E.ハートマンの第6弾!J.P.E.ハートマンは、ニルス・W・ゲーゼとともに18世紀前期の「デンマーク文化の黄金時代」の音楽を彩った、デンマークでもっとも偉大な作曲家のひとりです。彼は、主にオペラとジングシュピール、バレエ、劇付随音楽、メロドラマ、交響曲、演奏会序曲の作曲を手がけ、「私はピアニストではない」と言いながらもピアノのための貴重な作品を残しました。1990年代、コペンハーゲンの王立図書館が彼の全作品の調査と出版のプログラムをスタートさせ、未出版の作品に光が当てられるようになりました。トマス・トロンイェムによるシリーズはそれをきっかけに始まり、この第6集で全曲の録音が完結します。 このアルバムでもっとも重要な『ピアノソナタ イ短調』は、「Prissonaten(賞ソナタ)」と呼ばれる『ピアノソナタ ニ短調』から2ヶ月が経たない時期に作曲が始められ、生誕80年の1885年に出版されるまで、紆余曲折を経て完成されました。「アレグレット・パストラーレ」の第3楽章をはじめ、デンマーク・ロマンティシズムのもっとも美しいページが特徴的な作品です。『6つの歌曲形式の小品』はドイツの出版社の依頼で書いた作品。このプログラムには、8歳になる孫ヨハン・ペーターのための『主題と14の変奏』と『ピアノの小品』、娘のクララ・ヴィンディングとエマ・ヴェーゼルのための『即興ワルツ』といった個人的な内容の小品が含まれています。『夕べの気分』は、1869年から1895年まで、4つの異なる出版譜があり、トロンイェムは作曲者の署名入り手稿譜(ロ長調)で演奏しています。(輸入元情報)【収録情報】J.P.E.ハートマン: ● 2つのロンドー・ブリヤン Op.6 第1曲 イ長調「アレグロ・グラツィオーソ」 第2曲 変ホ長調「アレグロ・ヴィーヴォ」● 6つの歌曲形式の小品 Op.37 第1曲 変ホ長調「アレグロ・アジタート・グラツィオーソーソステヌート」 第2曲 へ長調「モデラート・コン・パッショーネ」 第3曲 ハ短調「アレグロ・モルト、アッサイ」 第4曲 変ロ長調「アレグロ・モデラート・ヴィゴローゾ」 第5曲 イ短調「アレグレット(アレグレット・クワジ・アンダンティーノ)」 第6曲 交唱 嬰ハ短調「アレグロ・アッサイ・アジタート」)● 2つの思いつき● 行進曲 ヘ長調● ハウサー広場の思い出、1844年 ヘ長調● アルバムのページ 第1番ヘ短調● アルバムのページ 第2番ト長調● アルバムの中に ニ短調● アルバムのページ イ短調● ピアノ・ソナタ イ短調 Op.80● ピアノの小品 変ロ長調● ピアノの小品 ハ短調● ゆっくりしたメヌエット ハ短調● ハートマンのための主題と14の変奏 ハ長調● ヨハン・ペーター・ハートマンのためのピアノの小品 ハ長調● クララとエマのための即興ワルツ ヘ長調● 夕べの気分 ロ長調 トマス・トロンイェム(ピアノ) 録音時期:2024年 録音場所:デンマーク、ホルステブロ、ホルステブロ音楽学校コンサートホール 録音方式:ステレオ(デジタル)Powered by HMV