商品説明
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内容紹介(「BOOK」データベースより)
源氏の貴公子源頼朝。彼にとって、東国はそもそも“縁遠い地”でありました。しかし、内乱のなかで東国に生きることを決意し、鎌倉に拠点を定めます。そして東国武士たちを率いて鎌倉幕府を開き、「鎌倉殿」と呼ばれる地位を築き上げました。本書では、その具体的な様相を、頼朝の生涯を追いながら明らかにするとともに、それが東国や東国武士たちにもたらした影響についても考えます。
目次(「BOOK」データベースより)
二つの頼朝像/1 源氏の貴公子、東国へ(頼朝誕生の周辺/貴公子頼朝/伊豆配流/東国武士と源氏/京都と東国武士/東国をめざす都人)/2 鎌倉殿の登場(頼朝挙兵/房総半島での再起/富士川の合戦から佐竹攻めへ/御家人制の誕生/鎌倉の主)/3 源平合戦(朝廷との交渉/木曽義仲と頼朝/寿永二年十月宣旨/上総広常の死/平家滅亡)/4 東国の大将軍(御家人統制と義経/文治勅許と地頭制度/奥州合戦/上洛と征夷大将軍/頼朝と東国)
著者情報(「BOOK」データベースより)
高橋典幸(タカハシノリユキ)1970年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究博士課程中途退学。博士(文学)。専攻、日本中世史。現在、東京大学史料編纂所助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)