商品説明
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内容紹介(「BOOK」データベースより)
隣のおじさんのことのように毎晩ゴヤの動向を伝える父、バルセロナで藤原定家の日記に呻吟する父、サルトルや武田泰淳や愛犬の死に打ちひしがれる父、田植えのように夜中トントンと原稿用紙の升目を埋めていく父…。『時間』『インドで考えたこと』『方丈記私記』『ゴヤ』『路上の人』などの作品で知られる堀田善衞。「ただの文士」であろうとした作家の生きた姿をーその創作への情熱、社会に開かれた魂、少しユーモラスな日常を、娘の目から追想する。
目次(「BOOK」データベースより)
サルトルさんの墓/芥川賞と火事/モスラの子と脱走兵/ゴヤさんと武田先生の死/スペインへの回想航海/アンドリンでの再起/埃のプラド美術館/夢と現実のグラナダ/バルセロナの定家さん/半ばお別れ
著者情報(「BOOK」データベースより)
堀田百合子(ホッタユリコ)1949年、神奈川県生まれ。堀田善衞長女。慶應義塾大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)