商品説明
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内容紹介(「BOOK」データベースより)
文学表現は、はたして“環境”と共生しうるのか…?田口ランディ、石牟礼道子、森崎和江、T・T・ウィリアムスらの再読を通して検証される、“人ー自然”の新たな結びつき。瑞々しい感性が放つ、鮮烈な環境文学論の誕生。
目次(「BOOK」データベースより)
序論/第1章 水の音の記憶ー田口ランディ『ひかりのあめふるしま屋久島』を読む/第2章 水俣、物語、希望ー石牟礼道子『苦海浄土』を読む/第3章 風景のおとづれー石牟礼道子『あやとりの記』と『天湖』を中心に/第4章 荒野のエコーシステムーテリー・テンペスト・ウィリアムス『鳥と砂漠と湖と』を読む/第5章 大自然というトポスーグレーテル・アーリック『やすらかな大地』を読む/第6章 アーバンネイチャーーカレン・テイ・ヤマシタ『オレンジ回帰線』を読むために/第7章 新しいいのち、新しい言葉ー森崎和江の作品におけるエコロジカルアイデンティティ
著者情報(「BOOK」データベースより)
結城正美(ユウキマサミ)1969年、石川県に生まれる。ネヴァダ大学リノ校博士課程修了(Ph.D.,2000)。現在は金沢大学外国語教育研究センター准教授。専攻は環境文学、アメリカ文学・文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)