■ 店長より一言コメント | |||||
〜 屏風の歴史 〜 室内に立て、風を防ぎ人の目をさえぎり、なおかつ装飾する調度品の一つで、古くは奈良時代の東大寺献物帳に「御屏風 一白双」とあり、正倉院にも屏風が保存されています。 平安時代には宮廷の儀式に山水、花鳥、楼閣賢聖図などの屏風が使われ、桃山時代の大建築には装飾で勢力誇示を兼ねた世界図、南蛮人風俗図屏風も出現しました。 江戸時代にも遊郭をはじめ、富裕な町人の間にも流行し、大絵画の発表の機会にもなりました。 近年屏風は装飾調度品として茶会に供する風炉先屏風、枕屏風等々、さらには結婚式等慶事に供する金屏風等用途も多様化し、生活に密着した調度品として広く尊重されています。 |
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